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英検アプリで合格は可能?メリット・デメリットや効果的な学習法を紹介

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英検は、中高生には志望校合格、社会人にはキャリアアップや昇進のために有益な資格です。最近は、スマホで手軽に学習できる英検対策アプリも続々登場しています。しかし、アプリだけでは思う結果に結びつかなかったり、自己流の学習で遠回りしてしまったという意見もあります。

本記事では、英検対策アプリの特徴やメリット・デメリットを整理し、最短合格を目指すための効果的な勉強法について詳しく解説します。

英検対策アプリとは?主な種類と特徴

英検対策アプリは、目指す級や勉強したいカテゴリーに応じてさまざまな種類があります。価格も無料のものから月数千円のサブスクタイプまで多様です。アプリの魅力は手軽に始められる点ですが、長文読解(リーディング)や英作文(ライティング)対策には限界があるという課題もあります。

ここでは、ご自身の課題や目的に応じたアプリを選ぶために知っておきたい英検対策アプリの種類と特徴について解説します。

語彙力強化

英検対策アプリでとくに充実しているのが、単語帳機能です。移動や休憩など隙間時間で効率よく語彙力を高められます。受験レベルを検討中の方にも、難易度が体感できるため、おすすめです。

単語を暗記するだけでなく、例文とセットで学ぶことにより実践的な理解ができます。

リスニング力強化

英検のリスニング練習用アプリは、語彙力強化アプリに比べ種類が限定されています。基礎固めが終わった後は、他の英語資格や英会話用アプリやポッドキャストなども併用し、実践的なリスニング力を養うことも大切です。

スピーキング練習

スピーキングの練習コンテンツは、スマホやウェブのアプリで提供されています。例えば、S-CBT公式サイトでは英検3級に対応した体験版が無料で利用でき、試験の雰囲気をつかむのに役立ちます。一方で、級が上がるほど独学では難しくなるため、他の勉強法も組み合わせながら活用しましょう。

総まとめ・実践力チェック

近年、ライティングパートをAIが採点してくれるアプリも登場しました。無料版では物足りなさを感じることもありますが、アプリと参考書や過去問と組み合わせることで、より効率的に実践力をチェックできます。

アプリのみで合格可能?利用者の声・口コミ

アプリは学習時間の捻出に一役買いますが、実際の試験問題形式に慣れるためには、それだけの学習では限界があるかもしれません。英検対策アプリの使用にあたって、利用者の口コミから分かるメリット・デメリットを紹介します。

高評価の内容

英検アプリの最大の魅力は「隙間時間に学習できる便利さ」です。日々多忙でまとまった時間が取れなくても、短時間で語彙力やリスニング力強化に向けた学習ができます。また、アプリごとの「進捗管理機能」も独学されている方のモチベーション維持やペース配分を考えるうえで貢献しているとの声もあります。

低評価の内容

デメリットとして多く挙げられているのが、「広告の多さ」「コンテンツの正確性」「アプリの使い勝手」です。無料版では広告の表示が頻繁で、学習の妨げになったり、不適切な広告に戸惑う声も少なくありません。

また、アプリで紹介されている単語や例文の説明に違和感を感じ、アプリでの学習に限界や不安を感じてしまった方もいます。さらに、無料の範囲では自分に合ったアプリを見つけるのが難しかったり、有料版への課金後期待していた内容と違ったという意見もあります。

アプリは手軽かつ安価に始められる魅力がある一方で、使用にあたっては注意点もあるため自分の課題や目的に合わせた活用が必要だといえるでしょう。

おすすめのアプリの選び方

英検対策アプリは、自分に合うものから、期待したほどではないと感じるものまでばらつきが多いのが課題のひとつです。無料なので色々試すことはできますが効率的ではありません。アプリ選びや学習方法でつまずかないために、ご自身にあったアプリの選び方について紹介します。

使いやすさ・必要な機能が揃っているか?

まず、あらかじめご自身が身につけたい英検合格に向けたスキルやパートを把握しましょう。その目標にあわせた機能(語彙力、リスニング力など)が適切か、デザインや操作が煩雑でないかを確認してみてください。

最初は、アプリを1、2個を完璧にやり遂げ、達成感を積み重ねるのも挫折しにくいポイントです。

無料・有料版の違いを把握しているか?

無料版は、問題数や解説内容、機能が制限されていたり、広告が多く表示されることもあります。必要に応じて、有料版を利用したり、アプリ以外の学習方法との組み合せを検討しましょう。

アプリのレビュー数と評価を確認したか?

アプリストアでの評価や口コミは選ぶ際の重要なポイントです。とくに評価件数が多く、使用感が詳しく記載されているものを選ぶと安心です。

また、アプリストアを介さないウェブアプリはまとまった口コミがない場合もあります。その場合は、「アプリ名+口コミ」で検索してみましょう。まとめサイトやブログ記事などで評価が見つけられる可能性もあります。

さらに、勉強方法が分からない方は、英検で高得点を獲得した方の勉強方法を調べてみるのもおすすめです。紹介されているアプリも含め教材を学習に取り入れてみましょう。

合格に向け最短で効率的に進める方法

学生生活や仕事に追われるなかで、英検の学習時間を確保するのは難しいものです。アプリの活用で隙間時間も勉強にあて、一歩ずつ学習を進めることにつながります。

また、レベルが上がるほど、アプリでの学習は補助的になり、より英検のための勉強時間を持つことが大切になります。なるべく短い時間で効果的に取得したい方に向けて、英検対策アプリも活用しつつ、おすすめの勉強法についてご紹介します。

毎日少しずつの学習を習慣化させる

英検に向けた勉強は、最初やる気を維持するのは容易ではありません。徐々に勉強のモチベーションを保つのが難しくなる場合もあります。その場合、週末まとめてではなく、毎日アプリなどを活用し、隙間時間で学習を習慣化させるのも有効です。

また、気持ちが勉強に対して向かない時に、少しでも学習を前に進めるという意識で英検対策アプリを取り入れるのもおすすめです。ゲーム感覚で取り組むことができ、進めたことで自信をつけることにもつながります。

アプリと他教材・サービスを組み合わせて学習する

長文読解(リーディング)や英作文(ライティング)などのスキルを向上させるためには、英検対策アプリのみでの学習では十分ではありません。アプリの特徴を理解しつつ、自身の英語能力を伸ばしていく際の課題やポイントを見極めて他教材・サービスも組み合わせていきましょう。

英検の学習では、レベルが上がるほど独学での勉強を難しく感じたり、試験で合格点に到達せず挫折してしまう方も少なくありません。そのようなときは、プロの手を借りてみるのもひとつの手段です。

例えば、英検対策塾や英検の受験勉強に特化したコーチングという方法があります。外部のサービスを利用することで、試験勉強に集中し、効率よく英検合格に向かうことができます。

効率的かつ最短で合格を勝ち取るにはコーチングが最適

英検の試験勉強を始めると決断しても、なにから手をつけていいか悩んでしまったり、目標の設定スケジュールの立て方、教材の選び方などに迷うケースがよくあります。とくに、準2級以上ではレベルが高くなり、アプリや独学での学習では限界を感じられる方も少なくありません。

忙しい日々のなかで毎日の学習を継続するには目標の設定、スケジュール管理、正しい学習法が大切です。その際に、英検の受験勉強に特化したプロのコーチを味方につけるという方法が最適です。
「エイゴバ」は、学習内容やスケジュールを優秀なコーチが相談にのり管理をするため、学習に集中できます。また最短合格実績は、準1級なら3ヶ月、2級は2ヶ月、準2級は1ヶ月であり、卒業生の満足度も95%と高い評価を得ています。

まとめ

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社会人こそ英検!受験のメリットは学生以上?その理由を徹底解説

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英検は日本最大級の英語資格試験ですが、「学生が受けるもの」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。実際に、英検の総受験者数をみると学生が約8割をしめており、「大学入試優遇制度」など学生に有利な制度も多く存在します。

しかし、ここ数年で、社会人の受験者数が伸びているのをご存じですか?英検特有の「4技能のバランスを重視する」スコア配分や試験内容自体が、「ビジネスパーソンに必要な語彙力や論理的表現力の証明」になるとして、経済界からも評価されているのです。

本記事では、英検が社会人にこそメリットがある理由を、社会人向けとされるTOEICとの比較も含めて徹底解説しますので、ぜひ今後の英語学習の参考にしてください。

英検の特徴

英検は、日本英語検定協会主催で、文部科学省が後援している日本最大級の英語資格試験です。日常会話から社会的な内容まで、質の高い内容で構成され、「総合的な英語力」を証明できるとして企業にも高く評価されています。

レベルと内容|日常会話から国際人としての教養まで

英検は、5級~1級までの7段階(2025年5月より8段階)です。5級から準2級の内容は身近な話題が中心で、大学入試レベルの2級から医療やテクノロジー、ジェンダーなど社会的な話題が加わります。大学中級レベルの準1級は国家公務員試験にも活用されており、大学上級レベルの1級になると、ライティングやスピーチでは論理的思考力や発信力・対応力が必要です。

実際に、準1級以上ではビジネスや専門分野を重視した「教養ある国際人が知っておくべき」語彙が多く出題されることから、受験者は社会人の比率が高くなっています。

スコア分配|4技能のバランスを重視

英検は合否の出る試験ですが、同時に「英検CSEスコア」も示され、国際標準規格の「CEFR」にも対応しています。4技能総合CEFRは、4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)すべての受験で算出されるスコアで、英検は2次試験のある3級以上で算出可能です。一方TOEICは、一般的なL&R(リスニングとリーディングのみ)の受験では算出されません。

英検の合否は4技能のバランスを重視して判定されますので、仮に1技能が満点でも、一つでも0点の技能があると不合格となります。

社会人が英検を受けるメリットとは?

厚生労働省がリスキリング(学び直し)を奨励する流れもあり、特に英語は今、企業からの評価の対象として注目されています。ここでは英語力を評価される資格として社会人が英検を受けるメリットを、TOEICと比較しながら解説します。

「段階を踏んで」英語力を伸ばせる

英検は、級ごとにレベルの違う問題が出題され、目標の級を決めて勉強しながら、段階を踏んで英語力を伸ばせます。一方TOEICは受験者全員が同じ問題を解きます。そのため、初級レベルの受験者にとっては難しい問題も多く含まれており、スコアを伸ばすための勉強の進め方に迷う場合もあるでしょう。

英検は、初級レベルの学習者でも易しい級(例えば中学卒業レベルの3級)から徐々に自分のレベルに合わせて受験出来るため、目標が立てやすく、成果も分かりやすい点がポイントです。結果として、英語学習を継続するモチベーションも保ちやすいといえるでしょう。

「バランスの取れた」英語力を磨ける

4技能のバランスを重視する英検は、2024年に問題をリニューアルし、語彙力や文法力をライティング問題のなかで測る構成になりました。これにより、英語による発信力を持つ人材を求める企業からの注目が高まっています。

4技能の観点から英検とTOEICの2023年度受験者数を比較すると、TOEIC L&R(聞く・読む)の受験者数は約176万人で、TOEIC W&S(書く・話す)の受験者は約6万人です。英検の「学生以外」の受験者は約64万人ですから、それと比べても、「TOEICで4技能全てを受けた受験者」は少ないことが分かります。

また英検は、受験後に詳細なスコアレポートが示され、受験者の技能別の弱点が解説されているので、再受験するにはその弱点を意識して勉強できます。その結果、バランスの取れた英語力を磨けるのです。

参照:英検公式ウェブサイト|英検受験の状況

参照:TOEIC公式ウェブサイト|各テストの平均スコア・スコア分布・受験者数

「国際人としての教養」ある英語が学べる

英検準1級以上のアカデミックかつ社会的な語彙は、普段あまり使われないイメージもあるようです。しかし実際には、新聞や雑誌・ニュースなどで幅広く使われており、ネイティブとの会話で使われる語彙力を強化するうえで、準1級以上の学習は効果的です。仕事の現場だけでなく、観光のアテンドや食事会などの会話でスマートな受け答えができれば、教養ある国際人として信用され、ビジネスにつながる可能性もあるでしょう。

一方TOEICはビジネスに特化しており、ビジネスシーンで使われる語彙が多く出題されます。しかしネイティブとノンネイティブが入り交じる現場では、業務特有の専門用語が分かればそれ以外の英語は正確でなくても通じる場面もあります。そのような環境では、ビジネス英語だけでなく、英検を通して身につけた「国際人としての教養ある英語」が使いこなせる人材は、貴重といえるでしょう。

「受験や勉強のしやすさ」は忙しい社会人に最適

英検は、受験会場が全国各地にあり、数ある英語資格試験のなかでも一番の多さです。また受験機会も、「従来型」と呼ばれる会場で受ける試験は年に3回ですが、パソコンを使った「S-CBT」なら、全国各地のテストセンターでほぼ毎週末受験することができます。

また、公式サイトから過去3回分の問題と解答、リスニング音源とスクリプトまですべて無料でダウンロードできるのも英検だけです。さらに英検は歴史が長いので、単語集や問題集も安価かつ種類も豊富で入手しやすく、専用アプリや英検特化のスクール・コーチングなども充実しています。そして各級ごとの難易度が日本の学習指導要領に沿っているため、レベルが把握しやすく、日本人に馴染みのある方法で勉強できます。

このような受験や勉強のしやすさも、忙しい社会人には大きなメリットといえるでしょう。

高い英語力の証明として「転職や昇給に有利」になる

TOEICは、評価する企業が多く、合否がない試験のため受験すればスコアが出ることから、多くの求職者が履歴書に記載しています。一方、英検準1級以上は取得者自体が少ないので、履歴書に書くことでアピールポイントになるでしょう。

昇給については、英検公式サイトの「英語力とQOLの関係性調査結果」によると、50代男性は英検を上位級まで取得するほど年収が高くなっています。さらに、英検2級以上の取得で報奨金や資格手当を出す企業もあり、人材確保のために手当を拡充する企業は今後も増えていくと考えられます。

また、ヒューマングローバルタレントの調査「英語力が年収に与える影響」では、国税庁調査の平均給与と比較した場合、ビジネスレベル以上の英語力保持者の年収は男性で1.3倍、女性では1.6倍高いという結果でした。この結果からも多くの会社が英語力を持つ人材を求めていることがわかります。

社会人が取得しておきたい英検級・TOEICの点数は?

社会人が取得しておきたいレベルは、英検なら2級以上です。さらに準1級以上を目標とし、勉強を継続していくのが理想です。TOEICであれば730点以上を取得し、上級の860点を目指すのがよいでしょう。

まずは英検2級合格を目指そう

英検2級は大学入試レベルで、高校英語がバランスよく習得できている証明になります。履歴書に書けるのも2級以上が一般的ですので、まずは2級を取得しましょう。

2級取得後は「高い英語力の証明」とされる準1級、最難関の1級を目指し、学習の継続を維持します。高い英語力は日々磨き続けていないと落ちてしまうので、合格後も過去問が公開される度に取り組み、英語力をキープするのが理想です。

TOEICは730点以上を狙おう

TOEICは一般的に600点から履歴書に書けますが、企業で評価されるのはBレベルの730点以上です。BレベルはTOEIC公式サイトでは「通常会話は完全に理解でき、業務上も大きな支障はない」とされています。

TOEICは「ビジネスに特化した大量の英文を時間内に理解する」能力を測る試験であるため、スピードを磨く必要があります。英検2級レベルの総合的な英語力を確実に身につけてから、TOEIC特有のビジネス英語やリスニング、速読の練習をするのが効果的です。続けてAレベルの860点を目指しましょう。

まとめ

エイゴバのご利用案内

忙しい日々のなかで効率よく勉強し、短期間で上位級に合格するためには、プロの手を借りることも有効です。英検特化のコーチング「エイゴバ」なら、2級に2ヶ月・準1級に3ヶ月で合格等の実績もありますので、興味を持った方はぜひご検討ください。

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英検準1級の対策方法は?合格に向けた勉強法を技能別に解説!

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英検準1級は実用的な英語力を証明する資格であり、取得によって将来の選択肢が広がる可能性があります。しかし、2級に比べて難易度が数段上がるため、単語習得や長文・面接対策に苦戦している方も多いのではないでしょうか。

本記事では、英検準1級の試験内容やレベル、合格に向けた勉強法を技能別に解説します。英検準1級の出題傾向や効果的な対策方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

英検準1級の試験概要とレベル・2級との違いは?

まずは、英検準1級を受験する前に知っておきたい試験内容やレベル、2級との違いについて解説します。

英検準1級の試験概要

英検準1級の試験は、一次試験と二次試験で構成されています。

一次試験は、筆記試験(90分)とリスニングテスト(約30分)の2部構成です。筆記試験ではリーディング・ライティングの2技能が測定され、そのあとリスニングテストが実施されます。解答形式は、ライティングのみ記述式(120〜150語のエッセイ作成と要約問題)、そのほかはマーク式です。

二次試験は、約8分の面接形式でスピーキングの技能を測ります。社会問題やライフスタイルに関するテーマが取り上げられる傾向にあり、過去には在宅勤務、キャッチセールス、チャイルドシート、レストランでの喫煙などの話題が出題されました。

英検準1級で求められるレベルは「大学中級程度」

英検準1級のレベルは大学中級程度といわれており、社会生活で求められる英語を十分に理解し、使用できる能力が求められます。英検準1級で出題される話題は以下のとおりです。

話題のカテゴリ
話題社会生活一般、ビジネス、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジーなど

ビジネスや歴史、文化など社会性の高い話題が出題されるため、英検準1級は「実際に使える英語力の証明」として高く評価されています。

英検2級とのレベル・単語数・合格率の違い

英検準1級は、2級と比較してどのような違いがあるのでしょうか?主な違いを以下にまとめました。

2級と準1級の比較
2級準1級
レベル高校卒業程度大学中級程度
主な話題学校・趣味・仕事・買い物など社会生活一般・政治・歴史・医療など
必要な単語数約5,000単語約8,000単語
合格率約25%約15%

英検2級では高校卒業程度の英語レベルが求められるのに対して、準1級は大学中級程度と難易度が数段上がります。単語は新たに3,000語ほど覚える必要があり、専門的なトピックを取り上げられることもあるため、対策に苦戦する方が多いでしょう。合格率も下がり、難易度が高い試験といえるため、出題傾向に合った対策方法を理解して勉強に取り組む必要があります。

英検2級の対策方法について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

英検2級の効率的な対策法は?レベルや学習のコツを技能別に解説

英検準1級取得のメリット

英検準1級は高い英語力を証明できる資格といわれますが、実生活ではどのように活用できるのでしょうか。ここからは、英検準1級を取得するメリットを紹介します。

大学入試で試験免除や加点などの優遇措置を受けられる

英検準1級を取得していると、大学入試の英語の筆記試験が免除されたり、入試の際に得点が加算されたりなどの優遇措置を受けられる場合があります。優遇内容や条件は大学によって異なるため、必ず事前に調べておきましょう。

英検の公式ホームページでは、入試で英検を活用できる学校を紹介しているので参考にしてください。

「英検留学」に活用できる

英検準1級は、資格を利用して海外の大学や高校などに留学できる「英検留学」に活用できます。世界で通用する英語資格といえばTOEFULやIELTSを思い浮かべる方もいますが、英検は北米を含む約400大学・カレッジで留学時の語学力証明として認定されている資格です。

また、海外の4年制大学へ進学する場合に求められる目安スコアは、準1級以上といわれています。将来留学を検討している方は選択肢を広げるためにも、準1級の取得を目指すことをおすすめします。

就職や転職などのキャリアアップに役立つ

英検準1級を取得していると、ビジネスシーンで使える実践的な英語力をアピールできるため、就職や転職活動などのキャリアアップに役立つでしょう。英検には有効期限がないため、一度取得すれば一生ものの資格として履歴書に記載できます。英語力を測定する資格として国内の認知度が高いため、将来的に英語を使う職業に就きたい方は準1級を取得しておきましょう。

【技能別】英検準1級の対策方法・勉強のコツ

英検準1級は難易度が高い試験であり、合格するためには出題傾向に合わせた対策が重要です。ここからは、英検準1級の対策方法・勉強のコツを技能別に解説します。

単語・熟語対策|単語帳や英字新聞を活用する

英検準1級では、日常会話で使用されるものよりも難易度の高い政治・歴史・医療などの話題で使われる単語が多く出題されます。単語帳のほかにも、英字新聞やニュースも活用して単語を習得しましょう。

特にリーディングの大問1「短文の語句空所補助」は語彙力を問われる問題となり、文法知識だけでは解けません。単語は1度見ただけ・聞いただけでは覚えられないため、繰り返し学習して習得しましょう。

英検準1級の単語・熟語対策について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

英検準1級は単語がカギ!重要単語や覚え方・勉強のコツを解説

リーティング対策|過去問を解いて読解力を高める

英検準1級のリーディングは、短文・長文の空欄語彙補充、長文の内容一致選択の問題が出題されます。

長文の内容は自然・宇宙・医療・社会問題などに関する説明文や評論文が出題される傾向にあり、高度な読解力が求められます。制限時間内に長文を読み解く必要があるため、過去問を繰り返し解いて、長文の読解力を高めましょう。ただ過去問を解くだけではなく、単語・熟語の意味や、文章の構造も捉えられるようにしっかり読むことで、英語力の向上にもつながります。

ライティング対策|同義語・型を覚える

英検準1級のライティングは、説明文の英文要約と英作文(意見論述)で構成されています。

英文要約では、パッセージで使われている語句や表現を書き換える必要があります。同義語や類似する表現を覚えることで語彙力を増やしましょう。

英作文では、指定の話題に対する自分の意見と理由2つの記述が求められます。「序論→本論→結論」からなる構成の型を覚え、120〜150語で自分の意見を正しく伝えられるように練習しましょう。

自分の回答が正しいか判断できない場合は、英検対策を熟知した英検コーチングや対策塾を利用するのがおすすめです。添削やフィードバックを受けられるため、より効果的に対策できます。

リスニング対策|過去問で出題形式に慣れる

日頃から英語のニュースで時事問題に興味を持ち、一般的な社会問題に対して自分の意見を英語でコンパクトに伝える練習をしましょう。英語のニュースを読んでおくと、準1級でよく出題されるトピックの知識やボキャブラリーも増やせるため、効率的に対策できます。

英検コーチングや対策塾を利用して、模擬面接を行うのもおすすめです。英検に精通したプロからフィードバックを受けられるため、自分では気づきにくい間違いや癖を修正でき、実践力を身につけられます。

まとめ

エイゴバのご利用案内

英検特化のコーチング「エイゴバ」では、準1級最短3ヶ月の合格実績があります。専属のトレーナーが自分の英語力や目標に合ったカリキュラムを作成してくれるため、学業や仕事と両立して効率的に学習できます。独学では対策が難しいライティング・スピーキングも、添削や模擬面接で丁寧にサポート。

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英語初心者ほど大きく伸びる?効果的な勉強法と継続のコツを解説!

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今年こそは英語の勉強を始めたい!と思っても、初心者レベルから英語学習を始める場合、何から始めたらよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

英語力アップのカギは、「中学レベルの基本的な単語と文法をマスターする」こと、そして具体的な目標に向かって毎日学習を継続することです。英語初心者の方ほど大きな伸びしろがあるので、正しい方法で効率的に学習できれば、今年中に英語力をアップさせることも夢ではありません!

本記事では、英語初心者の方の効果的な勉強法と継続のコツを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

英語初心者はまず何から始めればいい?

英語初心者は、まず「中学レベルの基礎を学び直す」ところから始めましょう。基礎レベルの単語と文法が分からなければ、英文を見ても理解する手がかりが少ないため、学習が苦痛になり、挫折の原因になってしまいます。

中学レベルの簡単な英語が理解出来れば、学習をスムーズに進めていくことが出来ます。その具体的な勉強法をみていきましょう。

中学レベルの英単語を繰り返しインプット!

中学校で習う英単語は、約2200~2500語です。日常会話で使う単語の数は1000~3000語程度といわれていますので、まずは1000語を目標に単語を覚えていきましょう。

ただ、「知っている」だけでは使いこなせないので、「知っている、聞いたことがある」から「使える」へのレベルアップが必要です。

初心者が勉強しやすいのは、手軽に使えるスマホアプリです。「初心者向け」「中学レベル」「英単語1000」「英検5級」「子ども向け」などで検索し、自分の使いやすいアプリから始めましょう。英単語を目で見て、耳で聞いて、発音が出来てすぐに意味が分かるまで、何度も繰り返し練習します。

単語帳や単語集などを利用する場合は、音を聞くと記憶に残りやすいので、ぜひリスニング音源がついているものを選んでください。

中学レベルの文法をしっかりマスター!

文法は苦手意識を感じる方が多いかも知れませんが、中学レベルまでマスター出来ていれば、日常的な英文はほぼ理解出来ます。あとは単語を入れ替えるだけで、さらに発展した文章も作れるようになるので、ぜひマスターしましょう!

まずは簡単な、基礎的な文法を繰り返し学習し、使いこなせるレベルにするのが上達の近道です。

基礎から学習するなら「中学英語」「英検5級」「わかりやすい」「基礎から始める」などのタイトルが入った参考書や問題集を利用しましょう。上級レベルからチャレンジしようとすると挫折の原因になってしまうので、なるべく簡単な「これなら出来そう!」と思えるものを探し、何度もくり返し練習するのが効果的です。楽しみながら文法を覚えたい方には、クイズ形式で答えていくスマホアプリなどもあります。

忙しくて勉強時間が取れない場合は?

英語の勉強は始めたいけれど「忙しくて時間が取れない!」という方は多いと思います。まとまった時間を作るのはなかなか難しいので、隙間時間を有効利用していきましょう。

スマホアプリは、机に向かわなくても隙間時間に使えるので手軽に始められます。アプリ内のカレンダーに学習履歴が残るものもあり、毎日記録することで習慣化しやすくなります。

スポーツや楽器の練習を「1日休むと3日後退する」といわれるように、10分でも20分でも毎日くり返すことが記憶定着の近道です。短時間でも毎日英語に触れ、週末などまとまった時間が取れるときにはじっくり取り組めるとより効果的です。

英語学習で大事な4技能をバランスよく伸ばす勉強法は?

英語を実際に使うときには、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能が連動しています。学習するときにも、目で読むだけ、耳で聞くだけ、ただ書き写すだけでは使える英語力は身についていきません。

例えば単語を覚えるときには、単語を目で見て、耳で聞いて発音して手で書く、と4技能を総合的に使いながら学習すると効果的です。

以下にそれぞれの勉強法をみていきましょう。

リーディング|読む力

リーディング(読む)力を伸ばすには、まず英語の「語順」に慣れましょう。日本語と英語は語順が違うので、英文を完璧な日本語に訳そうとすると読むのに時間がかかります。意味のかたまりごとにスラッシュ(斜め線)などを入れて区切りながら、英語の語順のまま何となく意味を理解する練習が効果的です。

そしてもう一つ大切なのが「音読」です。音読を習慣づけると、正しい文章が音で記憶に残るので、英文の語順に慣れやすく、日本語に訳さなくても意味が理解出来るようになっていきます。

リスニング|聞く力

リスニング(聞く)力を伸ばすには、よく使われる正しい文章を、意味の理解できる状態でたくさん聞きましょう。リスニングアプリやラジオの英語講座などを、隙間時間にくり返し聞き続けていると、間違った英語を聞くと違和感を感じるようになってきます。

例えば「空は青い」「空が青い」は正しい日本語ですが「空を青い」と聞くと違和感を感じますよね。英語でも繰り返し聞くことで「I am」は正しい、「I are」はおかしい、と感覚的に気付けるようになるでしょう。

スピーキング|話す力

スピーキング(話す)力を伸ばすには、「英文を口に出して読む」練習をたくさんしましょう。音読は、英語学習で一番大切です。

スマホアプリやリスニング音源のある教材を利用して、ネイティブの正しい発音を確認し、まねして言う練習をしましょう。会話でよく使われる、なるべく短い文章を、覚えるまでくり返し練習するのが効果的です。

実際に相手と話す練習は、AI会話アプリを利用したり、オンライン英会話やコーチングなどでプロの手を借りたりすることも検討するとよいでしょう。

ライティング|書く力

ライティング(書く)力を伸ばすには、自己紹介や、今日の出来事を箇条書きにする「3行日記」など、理解しやすいシンプルな英語を毎日少しずつ書く練習をしましょう。

「英作文」というと苦手意識のある方も多いかも知れませんが、完璧な英文を書こうとするとハードルが高すぎて、日々の継続が難しくなる可能性があります。まずは知っている単語をつなげて簡単な文章を書き、英文添削アプリや辞書などを使って正しい文章を確認してから、自分の書いた文章を訂正しましょう。正しい文章になったら、それを何度も書き写し、覚えるまで練習します。

英語学習を継続するための目標には英検がオススメ!

英語学習には、継続とそのための習慣化が何よりも大事です。勉強を始めたばかりの時はモチベーションが高いので毎日学習できても、忙しくなって勉強時間の確保が難しくなると、日々の継続学習を大変に感じてしまうかもしれません。

そこで、具体的な目標が有効です。資格試験は日程が決まっているので、忙しくても、その日に向けて勉強する!と決めて、毎日頑張るモチベーションになります。

英検なら、3級が「中学卒業レベル」なので目標にしやすくオススメです。日本最大級の英語資格試験なので、受験会場や試験日程の選択肢も多く、忙しい方には、ほぼ毎週末受けられる「英検S-CBT」もあります。4技能のバランスを重視した試験内容なので、バランスのよい英語力を伸ばすのにも向いています。英検公式ウェブサイトから過去問がダウンロードでき、問題集も多く出ているので勉強も始めやすく、さらに上位級を目指せば、職場でも高く評価されるかも知れません。詳しくはこちらも参考にしてください。

短期間での上達を目指すならプロの手も借りてみよう!

いざ「英語の勉強を始める!」と決めても、スケジュールの立て方や、教材の選び方などに迷ってなかなか始められない方もいるのではないでしょうか。

忙しい日々のなかで毎日の学習を継続するには、モチベーションの維持、自分に合った学習法、目標やスケジュールの立て方が大切なので、プロの手を借りるのも有効です。

エイゴバのご利用案内

英検を目標にするなら、英検に特化したオンラインコーチングの「エイゴバ」がオススメです。個人別に現在の英語力をチェックし、目標を立て、生活サイクルに合った最適な学習プランを考えてくれます。目標達成まで担当トレーナーが一緒に伴走してくれるのも心強く、またオンラインですべて完結するので、忙しい方にも向いています。

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英検準1級は単語がカギ!重要単語や覚え方・勉強のコツを解説

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英検準1級は、2級に比べて必要な単語数が増えるため、暗記に苦戦している方も多いのではないでしょうか。準1級は出題トピックのレベルも上がるため、英語力の基礎となる単語習得が合格のカギを握ります。

今回は、英検準1級合格のために知っておきたい英単語・熟語を紹介します。単語のレベルやおすすめの勉強法も解説するので、英単語の暗記が苦手な方や、単語の勉強法を知りたい方はぜひ参考にしてください。

英検準1級は大学中級レベル

英検準1級のレベルは大学中級程度といわれており、社会生活で求められる英語を十分に理解し、使用できる能力が求められます。必要な単語数は約8,000単語といわれ、日常会話よりも単語のレベルが上がり、ビジネスや文化、歴史などに関わる語彙が多く出題されます。

英検2級とのレベル・単語数・合格率の比較

英検2級と準1級の主な違いを以下にまとめました。

英検級情報
項目2級準1級
レベル高校卒業程度大学中級程度
主な話題学校・趣味・仕事・買い物など社会生活一般・政治・歴史・医療など
必要な語彙量約5,000単語約8,000単語
合格率約25%約15%

英検2級に比べて、準1級は難易度が数段上がっており、新たに約3,000語覚える必要があります。より高度なトピックが取り扱われ、合格率も下がるため、計画的に単語習得や対策を進めることが大切です。

英単語を覚える重要性・必要性とは?

英単語を覚えることは、英語学習において最も重要です。たとえ文法の知識があっても、英単語の意味が分からなければ文章の意味も理解できないため、単語習得は英語の4技能であるリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの基礎といえます。

しかし、英単語を暗記するだけでは英語を聞き取れたり、英語を話せたりするようにはなりません。文法・発音・聞き取りなどのスキルアップにもバランス良く取り組み、英語力を上げて英検合格を目指しましょう。

【英検準1級】知っておきたい英単語一覧

ここからは、英検準1級で出題される頻度が高い英単語を紹介します。知っておきたい単語をまとめたので、意味が分かるかどうかチェックしてみましょう。

【動詞】英検準1級で知っておきたい英単語一覧

英検準1級で知っておきたい動詞を紹介します。

単語と意味
単語意味
affiliate提携させる
alternate交互に起こる
contradict矛盾する、否定する
cultivate耕す、耕作する
deploy配備・配置する
disclose公開する、明らかにする
enclose同封する、包囲する
gargleうがいする
ravage荒らす、破壊する
redeem完済する、買い戻す
scrutinize細かく調べる
utilize利用する
wield武器を使う、権力を振りかざす
withstand抵抗する、耐える

英検準1級でよく出る動詞を覚えておくと、リーディングの長文読解や、ライティングの英作文のスキルアップにもつながります。

【名詞】英検準1級で知っておきたい英単語一覧

英検準1級で知っておきたい名詞を紹介します。

単語と意味
単語意味
adolescence青年期
altitude高度、高さ
diagnosis診断
coherence一貫性
exemption免除
fatigue疲労
venue会場
inventory全商品、商品の一覧
irregular heartbeat不整脈
opponent
pawnbroker質屋
testimony証言
triumph勝利
tuition個人教授、授業料
unison一致

英検準1級で出題される名詞は、日常会話ではあまり使用されないものが多いため、意識的に学習しましょう。

【形容詞】英検準1級で知っておきたい英単語一覧

英検準1級で知っておきたい形容詞を紹介します。

単語と意味
単語意味
contagious伝染性の
controversial物議をかもす、議論の的になる
catastrophic破壊的な、悲劇的な
dedicated献身的な
drastic思い切った
fictitious作り話の、架空の
hypocritical偽善的な
invaluable非常に貴重な
obedient従順な、素直な
seclusive引きこもりがちな
sluggish不景気な
spontaneous自発的な
sturdy頑丈な
illegible読みにくい、判読できない
vagueあいまいな

形容詞の意味が分かると、英文の理解に大きく役立ちます。読解問題や英作文にも役立つため、形容詞の使い方を身につけておきましょう。

【副詞・接続詞】英検準1級で知っておきたい英単語一覧

英検準1級で知っておきたい副詞・接続詞を紹介します。

単語と意味
単語意味
alternatively代わりに
consequently結果として
furthermoreさらに
identically同じく
mutually交互に、相互に
nonethelessそれにもかかわらず
thoroughly徹底的に

副詞と接続詞もおろそかにせずに覚えておくと文章の意味を正確に捉えられ、前後の文脈も汲み取りやすくなります。さらに、副詞・接続詞を理解できているとリーディングの長文読解やライティングの英作文にも活かせるため、しっかり確認しておきましょう。

【熟語】英検準1級で知っておきたい英単語一覧

英検準1級で知っておきたい熟語を紹介します。

単語と意味
単語意味
at face value額面どおりに
can’t afford to do~する余裕がない
embark on(新事業などに)乗り出す
have precedence over~より優先される
reflect on 〜〜を熟考する
refrain from ~〜を控える、遠慮する
settle for ~〜で我慢する
stick to ~~に固執する、~を忠実に守る
urge A to doAがするよう説得する

実際に英文を読んだり、英語で会話したりする際は、単語のつながりである熟語の意味を理解することが重要です。単語だけでなく、熟語も勉強して長文をスムーズに読解できるようにしましょう。

英単語を覚えるコツ・おすすめの勉強法とは?

英検準1級ではビジネスや文化、歴史などに関わる社会性の高い話題が取り上げられるため、単語のレベルが上がり、習得に苦戦している方もいるのではないでしょうか。ここからは、英単語を覚えるコツやおすすめの勉強法を紹介します。

例文や熟語とセットで覚える

英単語は単語単体で覚えるよりも、文章で覚えるほうが使用する場面をイメージしやすくなります。イメージは記憶に残りやすいため、英単語と例文のセットで覚えましょう。

また、熟語は本来の単語の意味と異なるものもあるため、単語学習時に熟語で覚えると効率的に対策できます。例文や熟語と一緒に単語を覚えることで具体的な使い方が分かるため、ライティング問題にも応用できるメリットがあります。準1級では、社会生活一般・政治・歴史・医療などの高度なトピックが出題されるため、英字新聞を読んで知らないフレーズをピックアップして覚えるのもおすすめです。

「音読」「書く」でアウトプットして覚える

単語帳を見て暗記する方法は「覚えたつもり」になっている可能性があります。単語を覚える作業(インプット)のあとは、アウトプットして記憶の定着率を高めましょう。

アウトプットは「音読」と「書く」方法がおすすめです。単語を声に出して読み上げたり、書いたりする動作が脳を刺激して、より記憶に残りやすいといわれています。また、単語を用いた英文を自作して書いてみると、単語の意味や使い方の理解が曖昧であることにも気付けます。英作文を書く練習にもなるため、ライティング対策も意識して取り組んでみましょう。

まとめ

エイゴバのご利用案内

英検特化のコーチング指導を行うエイゴバは、準1級最短3ヶ月の合格実績があり、現在の英語力に合ったカリキュラムで効率的に対策できます。単語は解いて終わりではなく、例文を自作してアウトプットし、担当トレーナーからのフィードバックを受けられます。

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英検の新設級「準2級プラス」とは?詳細と取得メリットを解説!

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日本英語検定協会が、英検準2級と2級の中間に当たる新設級の採用を発表したのが2023年9月。新設級の名前は「準2級プラス」で、2025年度第1回からスタートします。

2024年度から3級以上の問題がリニューアルされたことに続き、新設級の開始でさらに英検が新しくなります。社会の求める英語力のニーズに合わせて変化する英検は、今後ますます優遇制度や履歴書での評価、昇給や資格手当などに利用される場面も増えてくるでしょう。

本記事では、「英検準2級プラス」のレベルや、受験するメリット等について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

英検の新設級は「準2級プラス」!

英検に新設級が採用されるのは、なんと31年ぶりです。現在英検には5級から1級までの7つの級があり、新設級の「準2級プラス」は、準2級と2級の中間に位置します。

「準2級プラス」という名前には「前向きに」「ポジティブに」という願いが込められています。準2級までしっかりと英語力を伸ばしてきた受験者が、高校卒業レベルの2級を目指して前向きに学習を続けられる身近な目標となるように、「プラス」と名付けられました。

準2級プラスは準2級と2級の橋渡し!

準2級プラス特設サイトのデータによると、英検5級から準2級までは約1年で合格するケースが多いのですが、準2級から2級までは合格に2年近くかかっています。準2級までは毎年一つ上の級にチャレンジできたのに、2級から急に難易度が上がるので、そこで挫折してしまう受験者も多いようです。

しかし、大学入試優遇制度や、履歴書に記入できるレベルも2級以上が基準となっている場合が多いため、2級合格への高い壁が課題となっていました。

そこで、挫折せずに2級を目指して英語力を伸ばしていけるように、準2級と2級の間の橋渡しとして準2級プラスが作られたのです。

英検準2級プラスに必要な英語力は?

準2級プラス特設サイトには、準2級プラスに求められる英語力として、「身近な社会的な話題」について「概要や要点」を理解し、使用することができる、と提示されています。

一方、準2級は「日常的な話題」について「基本的な語句」を理解・使用出来る英語力です。そして2級になると「社会的な話題」について「概要や要点を理解し、展開を考えながら伝えることが出来る」英語力を求められます。つまり準2級プラスは、準2級と2級の中間レベルといえるでしょう。

また英検は高校英語の学習内容に沿っており、準2級を高校初級レベル相当、2級を高校卒業レベル相当としています。準2級プラスは、その間の高校2年生レベルの到達目標と位置づけられます。

では、準2級から2級までの具体的なスコアをみてみましょう。

英検CSEスコアで比較

「英検CSEスコア」とは、世界基準で自分の英語力が分かるユニバーサルなスコアで、英検の合否判定に使われています。3級以上では合計スコアが合格基準に達していても、4技能(読む・聞く・書く・話す)のうち0点の技能があると合格できず、4技能のバランスが重要視されています。

各級の合格基準スコアがこちらです。

英検級とスコア
英検級1次試験
(Reading・Listening・Writing)
2次試験
(Speaking)
4技能合計
準2級13224061728
準2級プラス14024271829
2級15204601980

参照:準2級プラス特設サイト|英検公式ウェブサイト

スコアで比較しても、準2級プラスは準2級と2級の中間に位置しているのが分かります。

4技能総合CEFRで比較

「CEFR(セファール)」とは、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが出来る、国際標準規格です。A1からC2の6段階で、その言語を使って具体的に何ができるかを示しています。

各級のCEFRレベルはこちらです。

英検級とCEFR
英検級CEFR英語で何ができるか
準2級A1~A2自己紹介や他人の紹介などの個人的な情報を、ゆっくりはっきり話してもらえばやり取りできる。
準2級プラスA2ごく基本的な個人情報や買い物、地元の地理などよく使われる表現が理解できる。
2級A2~B1仕事・学校・娯楽などの話題について主要な点を理解でき、身のまわりで起こるたいていの事態に対応できる。

参照:準2級プラス特設サイト|英検公式ウェブサイト

参照:CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)ブリティッシュ・カウンシル公式ウェブサイト

CEFRのスコアは「4技能すべての受験」で算出されます。

TOEICとの比較

TOEICにはL&R(聞く・読む)テストと、W&S(書く・話す)テストがあります。日本国内で一般的にTOEICというとL&Rテストを指す場合が多く、1度に4技能を測れる英検と単純比較はできません。

そこで、CEFRを利用して英検準2級プラスをTOEIC L&Rテストのスコアに換算してみると、CEFR A2でTOEIC 500~550点となります。履歴書に書けるTOEICスコアの基準が500点以上といわれているため、当てはまることが分かります。

英検準2級プラスの試験内容は?

現在公開されている準2級プラスの試験内容はこちらです。

試験内容
85分リーディング(31問)短文の空所補充、長文の語句補充、内容一致問題
ライティング(2問)英文要約と意見論述
約25分リスニング(30問)会話問題と説明文問題
約15分2次試験 スピーキングカードの英文音読、内容についての質疑応答、受験者の意見を問う質問

試験時間は2級と同じです。準2級よりも抽象的で、かつ社会的な語彙が増えるので、語彙力を強化する必要があります。

こちらからサンプル問題がダウンロードできるので、参考にしてください。

英検準2級プラスを取得するメリットは?

準2級と2級中間レベルのとして新設された準2級プラスですが、受験するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。具体的には以下の3つがあげられます。

英検2級にチャレンジしやすくなる

英検2級から難易度がアップする理由は、その内容と語彙の多さにあります。内容的には、準2級では日常的な話題が中心であるのに対して、2級では社会的かつ抽象的になり、ビジネスシーンなども含まれます。そのため中高生にとっては、内容そのものを難しく感じるケースもあるでしょう。

準2級プラスでは、内容を「身近な社会的な話題」と提示しています。社会的ではあってもより身近な内容を扱うので、準2級からスモールステップでレベルを上げながら2級にチャレンジすることが可能です。

準2級と2級の中間レベルとして新設された準2級プラスですが、受験するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。具体的には以下の3つがあげられます。

大学受験に利用できる

英語外部検定利用入試に英検を利用する大学は年々増えています。具体的には、大学入試までの2年以内に英検2級以上を取得していると、受験の英語科目を免除・加点・得点換算などの方法で優遇される制度です。また、2級以上の取得を出願条件にしている大学もあります。

準2級プラスの開始により、今後準2級プラスが優遇制度に活用される可能性もあります。準2級は取得できたけれど、2級取得が間に合わない場合には、準2級プラスにチャレンジしてみるのもよいでしょう。

大学受験優遇制度の有効期限についてはこちら⇒英検を大学受験で利用するには?有効期限と準備期間をチェック!

就職・転職活動で履歴書に書ける

就職や転職の際に履歴書に書ける英検のレベルは、一般的には2級以上とされています。ビジネスで使える英語力としては2級以上が必要ですが、入社試験までに2級合格が厳しい場合には、準2級プラスにチャレンジするのも有効かも知れません。

試験内容として準2級は「日常的な話題」ですが、準2級プラスは「身近な社会的な話題」と定義されています。企業や部署によっては、使える英語力として評価対象になる可能性もあります。

また、準2級プラスは2025年度からの新設級なので、英語学習のトレンドを意識して新しい試験にチャレンジしている姿勢もアピールできるかも知れません。

履歴書に書ける英検級についてはこちら⇒英検は何級から履歴書に書ける?取得予定でもOK?就職後も有利に!

まとめ

エイゴバのご利用案内

準2級プラスは新設級のため、過去問やデータがありません。受験に不安を感じる方は、プロの手を借りるのもおすすめです。英検特化のコーチング指導を行うエイゴバなら、英検を熟知したプロが問題の傾向を分析。経験豊富なトレーナーが学習者のレベルを正しくチェックし、効果的な学習法で最短合格へと導きます。

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英検は何級から履歴書に書ける?取得予定でもOK?就職後も有利に!

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履歴書は、企業が初めて応募者を評価するとても大切な書類です。社会のグローバル化に伴い、英語力の高い人材を求める企業は増加傾向にあります。英検を持っている場合は、英語力のアピールとしてぜひ記載したいですよね。

本記事では、履歴書に書く際に英検は何級から書けるのか、取得予定でも書いてよいのか、その書き方やアピールの仕方もあわせて解説します。また、就職後の活躍や高収入につながる可能性についても解説しますので、英検を持っている方、これから取得を目指している方はぜひ参考にしてください。

英検を履歴書に書くなら2級から!

英検を履歴書に書くなら、ビジネス英語のスキルとして認められる2級以上がよいでしょう。準2級や3級を書いてはいけないという決まりはありませんが、あまりおすすめできません。

2級のレベルは「高校卒業程度」とされていますので、大学生以上であれば身につけているべきレベルと判断されます。またほかの求職者も2級以上を書いている可能性が高いので、それ以下の級を記載すると、英語力が低い印象を与えてしまう可能性もあります。

ただ、ほかに履歴書に書ける資格がない場合には、学習意欲のアピールとして有効になる場合もあるでしょう。

英検2級のレベルはどのくらい?

では、英検2級は具体的にどの程度のレベルなのか、英検公式サイトをみてみましょう。

英語級別説明表
レベル説明
5級中学初級初歩的な英語。身近な話題。
4級中学中級基礎力を伸ばし、より実用的に。
3級中学卒業基礎力定着。高校入試レベル。
準2級高校中級アカデミックな長文が加わる。
2級高校卒業社会性のある英文読解が加わる。大学入試レベル。
海外留学、国内での入試優遇・単位認定、履歴書での評価。
準1級大学中級実際に使える英語力の証明として高い評価。
1級大学卒業世界で活躍できる人材の英語力。英語の知識+発信力と対応力。

公式サイトにも2級は「採用試験の履歴書で英語力をアピールできる」と記載されており、多くの企業が参照しています。

英検・TOEICの企業による評価

履歴書に書ける英語力証明の資格として、知名度が高いのがTOEICです。TOEICはビジネス英語に特化した内容なので、就職後に現場で英語を日常的・専門的に使う企業では高く評価されています。

一方、2022年の調査によれば、新卒採用で約9割の企業が英語資格を評価・参考にしており、そのうち5割が読む・聞く・話す・書くの4技能を評価しています。そのなかで、英検は一番採用率が高く、85%となっています。

英検が4技能をバランスよく測れる試験なのに対し、TOEICは一般的なL&Rではリスニングとリーディングの2技能試験です。正確に4技能を証明するには、TOEIC S&Wもあわせて受ける必要があります。

英検は、認知度の高さと4技能を証明できる点で、2級以上であれば十分評価対象になります。また、TOEICでハイスコアを取るには、英検2級以上の英語力が必要です。詳しくはこちらも参考にしてください。⇒英検とTOEICの違いは?ハイスコアにつながる学習のコツを解説!

英検を履歴書に書く際の書き方

履歴書は、自分の学歴・職歴やスキル等を企業にアピールする大切な書類です。正しく書くことが、ビジネスマナーに関する評価にもつながります。

以下に、履歴書記載のルールとより効果的なアピールの仕方を解説します。

資格欄には名称・取得年月を正しく記入

英検は「免許・資格」欄に記入します。必ず正式名称を用いて、「合格」と書きましょう。2級なら「実用英語技能検定2級 合格」と書きます。
取得年月は正しく記載し、ほかの資格と併記する場合は、取得した順に書きましょう。英検の取得年月日は、合格証書の右下にある「発行日」に記載されています。受験した日ではないので注意しましょう。もし、合格証書を紛失したなど、取得日が分からない場合は、英検公式サイトの「過去に受験した英検の合否を確認する」から調べられます。

有効期限はないが取得後2年以内の記載が一般的

英検自体には有効期限はありません。一度取得すれば生涯有効なので、いつ取得した英検でも履歴書には記載できます。

ただし、英語力は磨いていないと落ちてしまうものです。あまり古い取得実績を記載すると、「その後勉強していないのだろうか」「今は実力が落ちているかもしれない」ととらえられる可能性もあります。

TOEICなどほかの英語資格は有効期限2年のものが多く、また、大学入試優遇制度などでも取得2年以内のものを条件にしている大学が多いです。一般的には取得2年以内のものを記載するのがよいでしょう。

取得予定・勉強中でもぜひ記載を!

英検取得に向けて勉強を始めたものの、履歴書を書く時点で取得が間に合わなかった場合は「取得予定」「受験予定」などと書くことができます。

何も書いていないのと、取得に向けて動いている姿勢を書くのとでは、企業に与える印象は変わります。前向きに英語力を磨いている姿勢を記入すると、向上心の評価につながり、面接時の自己アピールで話題にできる可能性もあるでしょう。

記載するときは、取得年月は空欄にし、受験済みで結果待ちの場合は「英検2級 〇月取得予定」、今後受験する場合は「英検2級 〇月受験予定」などと書きます。

英語学習に取り組んだ姿勢もアピールになる!

英検を履歴書に書くメリットは、「高い英語力の証明」だけではありません。「入社後の活躍を見据えて、自主的に努力し、結果を出せる人材」であることもアピールできます。

「高い英語力」として評価されるのは英検2級以上。日常的に、専門的な英語を使う職種であれば、準1級以上です。そのレベルが記載されていれば、高く評価されるでしょう。

もしそのレベルに達していない場合でも、入社後に向けて取得の努力を続けていること、英語力を活かしてどんな仕事で活躍したいかなどを自己PRに記載しましょう。「英語力+前向きな姿勢」を評価してもらえる可能性が高まります。

英検が評価される職種と業界

実際に英語力を活かした仕事にはどんなものがあるのでしょうか。今後需要が高まるとされる職業を、いくつか紹介します。

職業別 英語の必要性
職業英語の必要性
SE(システムエンジニア)技術情報が英語。国内にも外国人SEが多く、コミュニケーションに必要。
商社取引先に海外が多い。
ホテル・旅行業界顧客に外国人が増えている、旅行先に海外が多い。
営業職取引先を海外や外資系企業へ広げる企業が増えている。
教員教育指導要領の改訂で教員に求められる英語力が高まっている。
英検保持者に対し採用試験の一部を免除する自治体もある。
医療従事者カルテ等の書類や情報収集の際の共通言語が英語。
患者に外国人が増えている。

これはほんの一部です。グローバル化が進む今日では、高い英語力が、よりやりがいのある仕事に出会えるチャンスへとつながるでしょう。

英検2級以上の取得は将来の高収入につながる?

英検公式サイトの「英語力とQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の関係性調査結果」によると、50代男性は英検を上位級まで取得するほど年収が高くなっています。

これは50代の英検最終取得級別の平均年収調査の結果です。

最終取得級と平均年収
最終取得級平均年収
2級788.5万円
準1級879.1万円
1級1,114.6万円

また、入社後に英検やTOEICのスコアを資格手当・昇格・昇給に利用する企業も増えています。例えばソフトウェア開発のSKY株式会社では、2級3,000円、準1級5,000円、1級では7,000円の月額資格手当が支給されます。またデジタルキューブでは、2024年に資格手当が見直され、2級30,000円、準1級50,000の月額支給となりました。

昨今の人材不足や、厚生労働省がリスキリング(学び直し)を奨励する流れもあり、今後も資格手当を拡充する企業は増えていくでしょう。

まとめ

さらに英検は、入社後においても活躍の場を広げ、資格手当・昇格・昇給などのメリットにつながります。上位級の取得を目指して、学習を続けていきましょう。

エイゴバのご利用案内

英検2級以上の取得に向けて、短期間で集中学習したいと思ったら、プロの手を借りるのも有効です。最短距離での英検合格に向けてコーチング指導をするエイゴバなら、高い英語力を効率的に身につけることができます。2級に2ヶ月で合格、準1級に3ヶ月で合格等の実績もありますので、興味を持った方は、ぜひご検討ください。

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英検 2級 スピーキング対策は?合格につながるポイントを徹底解説

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「英検2級の一次試験は合格できたけど、英会話が苦手でスピーキングが心配…」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

スピーキングテストは出題形式や題材がほぼ決まっているため、試験の流れや傾向を理解してしっかり対策することで合格を目指せます。

そこで今回は、従来型の英検2級スピーキングの試験内容や面接の流れ、対策ポイントを解説します。英語を話すのが苦手な方や、合格につながる対策を知りたい方はぜひ本記事を参考にしてください。

英検2級スピーキング対策として知っておくべきこと

まずは、英検2級のスピーキング対策として知っておきたい難易度や試験構成・内容について解説します。

英検2級スピーキングテストの合格点と合格率

CSEスコアにおける英検2級スピーキングの合格基準点は、460点/650点です。正答率70%以上であれば、合格する可能性が高いでしょう。

合格率は80%程度といわれており、コツを押さえてしっかり対策すると合格を目指せるレベルなので、試験の流れや回答のポイントを理解して対策に取り組みましょう。

英検2級スピーキングテストの構成と内容

英検2級のスピーキングテストは、面接官と約7分の個人面接を行います。試験内容は以下のとおりです。

課題の詳細
課題課題の詳細
音読約60語のパッセージを音読する。
パッセージの質問音読した文章の内容に対する質問に答える。
イラストの展開説明イラストの状況や展開を説明する。
受験者自身の意見を問う質問 問題カードに関連する質問に対して意見を述べる。
日常生活の一般的な内容に関する質問に対して意見を述べる。

過去に出題された話題には、ペット産業・環境にやさしい素材・オンライン会議・屋上緑化などがあります。社会性のあるトピックが取り上げられており、実用的な英語を用いて自分の意見を相手に伝える能力が求められます。

英検2級スピーキングテストの流れ

英検2級スピーキングテストの面接時間は約7分となり、以下の流れで行われます。

面接手順
  1. 入室後は面接官に面接カードを渡して着席
  2. 氏名と受験級の確認・簡単な挨拶
  3. 面接官から問題カードを受け取る
  4. 問題カードの文章を黙読
  5. 文章の音読
  6. 面接官からの4つの質問に回答
  7. 問題カードの内容に関する質問
  8. イラストに関する質問
  9. 受験者の意見を問う質問(2問)
  10. 面接官に問題カードを返却して退室

入室から退室までの流れを事前に把握していると、面接官の要求や質問に対してスムーズに対応できます。本番で焦らないためにも、当日の流れをしっかり頭に入れておきましょう。

英検2級スピーキングテスト合格を目指すためのポイント

英検のスピーキングテストは、出題傾向や応答の形式がほぼ決まっています。課題別に回答のポイントを解説するので、ぜひ参考にして対策に取り組んでください。

【黙読・音読】文章の流れを理解して落ち着いて読む

音読パートは、問題カードに書かれた約60語のパッセージを20秒黙読したあと、文章を読み上げます。

黙読では、「文章全体の流れを理解する」「文章のなかで"so"や"in this way"が出現する箇所を覚える」の2つを意識すると次の質問で回答しやすいです。

音読は制限時間がないため、焦らないことがポイントです。本番では緊張から早口になりがちなため、普段よりもゆっくり、抑揚をつけて読むように意識しましょう。わからない単語があっても、飛ばして読んだり止まったりせずに、スペルから発音を推測して読み切ると減点を避けられます。

【パッセージの質問】疑問詞に意識を向けて答える

1問目は音読した英文に関する質問となり、"According to the passage,"のあとに"How...?"と"Why...?"のどちらかで質問される傾向があります。

疑問詞によって答え方が異なるため、"How..?"から始まる質問には"By 〜ing..."で"why...?"の場合は"Because..."で回答しましょう。

黙読時にチェックした"so"や"in this way"の前の文章が答えとなる場合が多いため、パッセージから該当する文章を探して回答しましょう。パッセージの指示語(this, it, these, suchなど)はそのまま使わず、指示語が指す内容に変換して答えると点数アップにつながります。

【イラストの展開説明】過去形または過去進行形で返答する

2問目は、問題カードに描かれたイラストをみて展開を説明する設問です。

冒頭に指定される文は過去時制である場合が多いため、説明も過去形や過去進行形で回答しましょう。3コマのイラストには状況を説明する文章が記載されているため、"A said to B ...""A told b that"などの形で引用して答えるとミスを減らせます。

【受験者自身の意見を問う質問】意見をはっきり述べる

3問目は問題カードに関連する内容に対して、4問目は社会的な話題に関して意見を求められます。質問を受けたら、まずは”I agree.”または”I desagree.”(賛成/反対です)やYes.No.で返答したあとに、自分の考えや理由を回答しましょう。考えや理由を述べる際は、I think that…/I don’t think that...などを用いて2〜3文でまとめるのがベストです。

英検のスピーキングテストは英語で自分の意見を述べられるかどうかを評価するため、賛成・反対のどちらでも問題ありません。英語で回答しやすいほうを選び、自信を持ってはっきりと意見を述べましょう。

回答の仕方だけでなく、事前に社会的な話題に関する知識を得ておくことも大切です。関連する英単語を覚えたり、英字新聞で情報を得たりして、自分の意見を述べられるように練習しておきましょう。

スピーキングテストで注意すべきこと

スピーキングで評価される観点は、主に応答内容・文法・語法・語彙・発音・情報量・アティチュード(話す時の姿勢や態度)です。

うまく回答できたと思ったのに落ちてしまう場合は、アティチュードが原因の可能性があります。特に、以下の言動は面接でマイナス評価になる可能性が高いため、注意が必要です。

アティチュードは積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢や態度が評価されるため、面接練習や英語を話す練習を繰り返すことで対策できます。客観的な視点で態度・姿勢の判断は一人では難しいため、コーチングや塾で英検対策のプロのサポートを受けて対策するのが効果的です。

スピーキング対策で英検コーチングや塾を活用するメリット

英検2級のスピーキングは一人でも対策できますが、正しい回答や発音ができているか第三者にみてもらうことでスキルアップにつながります。

特に、目標の期日までに確実に合格したい方や、英会話が苦手で独学での対策に不安を感じている方は、英検対策のプロのサポートを受けて対策に取り組むことをおすすめします。英検コーチングや塾を活用して対策するメリットを紹介するので、ぜひ参考にして利用を検討してみましょう。

実践に役立つ面接形式の練習

従来型の英検スピーキングテストは、面接官と顔を合わせた個人面接形式です。過去問や問題集を用いて回答を練習していたとしても、いざ本番で面接官を前にすると緊張してうまく答えられない場合も考えられます。

英検コーチングや塾では、英語講師と面接形式の練習ができます。本番を想定した面接練習を通して試験の流れや形式、面接のポイントを理解しておくと、当日も落ち着いて臨めるでしょう。

英検対策を熟知した講師からのフィードバック

リーディングやリスニングと違い、スピーキングテストには明確な正解がありません。そのため、自分の回答や意見を正しく英語で表現できているか第三者にチェックしてもらい、フィードバックを受けるのが大切です。

英検コーチングや塾では、英検対策を熟知した講師からのフィードバックや模範解答を受けられるため、独学に比べて効果的に対策できます。自分では気づきにくい音読の発音やアクセント、アティチュードなどを、苦手に応じて適切なアドバイスや改善例を教えてもらえるため、短期間で合格に近づけるでしょう。

まとめ

スピーキングテストは、試験の流れやポイントを押さえた対策で合格を目指せます。しかし、一人で練習しても回答やアティチュードなどの客観的な判断が難しく、合格できるか不安に感じる方もいるでしょう。

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そんな方には、英検に特化したコーチング「エイゴバ」を利用した対策がおすすめです。専属のトレーナーが毎日の学習計画や進捗管理をサポート。英検1級保有のトレーナーとの模擬面接でアウトプット力を強化し、細かいフィードバックが記載された評価シートをもらえるので振り返りがしやすいです。「二次試験に一発で合格したい」「独学で受験したけど合格できなかった」といった方は、ぜひご検討ください。

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