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【社会人必見】英検で優遇される人物になってチャンスを広げよう!

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英検を持っていると会社から優遇されるのか、どのような職種に応募できるのか気になる方も多いでしょう。そこで、この記事では、以下の内容を紹介します。

・英検の級ごとに優遇会社を紹介

・英検を受験する際の注意点

この記事を読めば、転職活動や就職活動で英検を持っているとどのようにアピールできるのか理解でき、可能性を広げられるでしょう。将来を見据えて、英検資格取得を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

英検を持っていると会社で優遇される理由

英検は日本で知名度が高く、幅広い年齢層や職種の方が毎年受験しています。英検を受験するメリットをふまえ、どのように会社で優遇されるのか具体的に説明します。

認知度が高く英語力を証明できる

英検受験には、職業・年齢・学歴など問いません。そのため、何歳からでも受験が可能で、難しい級に挑戦できるのがメリットです。例えば、教員採用試験では、英検を保持していると試験が免除されたり、特別選考になったりと優遇されています。

また、英検は4技能(Reading・Listening・Writing・Speaking)のレベルがバランス良くないと希望級には合格しません。そのため、各級の英語レベルの目安で自分のスキルを知ることができます。

例えば、2級なら高校卒業程度で、準1級なら大学中級程度のスキルがあると評価できるでしょう。そのため、会社が英検級で英語のスキルの目安をはかれます。

自己研鑽していると評価される

社会人になって、英検を持っていると会社でプラスに評価されます。というのも、社会人で資格に挑戦している方は、会社から「最後まで諦めずに頑張れる」や「チャレンジ精神がある」と前向きに映るからです。

実際に総合商社が求める人物像は、以下のとおりです。

英語を使う仕事に転職や就職を考えている方は、英検を持っているとステップアップの材料になるでしょう。

対応できる業務の幅が広がる

商社やホテルなど英語を使う仕事では、日常会話程度やビジネス英語などの一定レベルのスキルが必要です。そのため、英検級を保持することで、英語スキルが高いと評価される可能性があります。

そして、就職活動では履歴書に書いたり、面接では自己アピールできたりするでしょう。評価が認められれば、高いポジションや海外勤務の可能性もあります。英語のスキルがあがれば、活躍できるチャンスが増えるでしょう。そして、役職につけば、年収アップも期待できます。

英検は何級から会社で役に立つ?

実際に英検の資格は何級を持っていれば実際どのように役に立つのか気になるところです。具体的には2級からが履歴書に書いたり、面接で自己アピールできたりします。2級からは必要な語彙力が増えて、内容もさらに難しくなるからです。

一般に知られているほかの英語資格と比較すると、TOEFLは海外への進学を考えている方向けTOEICはビジネス向けに対し、英検は全ジャンルに対応している英語力が問われます。特に、英検は4技能のバランスが良くなければ合格しませんが、TOEICはリスニングとリーディングのみ、またはスピーキングとライティングのみに特化している試験です。

また、日本での英検の受験者は2023年には約450万人と多くの方が受験しています。日本での英検の知名度が高く、人気の証といえるでしょう。

英検2級を持っていると優遇・歓迎される会社

英語を使用できると、ホテルや航空業界・教育関連などの業種で活躍できます。次に、英検2級を持っていると、優遇・歓迎される会社を2つ紹介します。ぜひ、参考にしてください。

日本交通株式会社

日本交通株式会社は、創業90年の歴史があり、日本最大のタクシー・ハイヤー会社です。採用条件は、年齢や性別、キャリアなどは一切関係ありません。充実した研修制度で、第1種免許保有者は最短19日で乗務に就けます。

そして、英検の資格保持者は観光ドライバーや海外からのVIP専用のドライバーとして勤務が可能です。観光や車の運転が好きな方には向いているでしょう。

日本航空サービス株式会社

日本航空サービス株式会社は、空港地上サービス業務をしています。働いている方の勤務年数は平均20年で、男女関係なく良好なワークライフバランスを保てるように環境を整えています。

会社が一緒に働きたい人物はチームワークや向上心のある方を求めています。また、英語力があると地上から機内のパイロット達に進路の確認やエンジン始動時の安全確認などを交信する業務も任せてもらえます。航空業界に興味のある方や一生もののスキルを身につけたい方に向いているでしょう。

英検準1級を持っていると優遇・歓迎される会社

英検準1級は大学中級程度のレベルです。英検準1級を持っていると優遇・歓迎される会社を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

JICA

JICAは、日本の政府開発援助を行う実施機関として開発途上国への国際協力を行っている機関です。JICAの拠点は、国内だけでなくアジア・アフリカ・中東など幅広い場所にあります。

通常業務で英語を使用しますが、英検を持っていると毎月の報酬に資格手当がつきます。準1級は毎月4,000円で、1級になると毎月10,000円の手当です。明確に条件が提示されていると目標を掲げやすくチャレンジしやすくなるでしょう。

アデコ株式会社

アデコ株式会社は、世界60の国や地域に従業員がいる人材派遣や教育関連の会社です。国籍にとらわれず、人物重視で採用しているので、従業員は多国籍の人が働いています。

職種によりますが、ワーキングスタイルは、リモートワークやフレックス制度や育児、介護者の時短制度など働きやすい会社です。英語と教育分野の事務職に興味がある方は挑戦してみるとよいでしょう。

英検1級を持っていると優遇・歓迎される会社

英検1級合格は非常に難しいため、合格率は約12%と少ないです。しかし、英検1級の保有者は英語のスキルも高いので応募する企業も増え、自信を持ってアピールできます。

株式会社阪急トラベルサポート

株式会社阪急トラベルサポートは、派遣・職業紹介・旅行サポート・旅行事業を行っています。全国に支店が7つあり、幅広い地域で通訳案内士として活動できます。業務は、海外からのゲストを空港で出迎え、希望の場所を案内することです。

働き方によりますが、派遣として登録するとダブルワークや副業として活動できます。人と話すことや観光が好きな方には向いている職業です。

英検(公益財団法人 日本語英語検定協会)

英検(公益財団法人 日本語英語検定協会)は、英語学習者の実用英語の取得や普及を目的として60年以上活動している会社です。中途採用は、以下6つの部門に配属されます。

英検は2級以上が歓迎されますが、英検1級の高い英語レベルの方は更に歓迎されます。

英検を受験する際に注意するポイント

英検を受験する際に注意するポイントを2つ紹介します。ポイントを理解して、英検受験合格を目指しましょう。

従来型だけでなくS-CBTも利用して計画的に挑戦する

英検の従来型は年に3回、S-CBTは毎週土日に受験が可能です。大きな違いは従来型は1次試験と2次試験で2日必要ですが、S-CBTは1日で完了します。また、S-CBTはパソコンから受験が可能です。

S-CBTも英検と同じ級やレベルとして扱われています。そのため、自分が受験しやすい時期や目指す目標を決めて、計画的に挑戦できるのがメリットです。

英検2級以上は難易度が高い

英検2級以上になると、難易度があがります。英検合格者の平均割合は、2015年までの統計によると約25%です。そして、各級に合格するための必要な単語数は以下のとおりです。

各級必要な単語数必要な英語レベル
2級約5,000高校卒業程度
準1級約9,000大学中級程度
1級約15,000大学上級程度

参照元:英検 各級の目安

級が上がるにつれて、必要単語数も増えレベルも難しくなるので、級が高いほど、英語のスキルが高いといえるでしょう。

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英検二次試験を徹底解説!スピーキング対策で磨ける「使える英語力」

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英検の一次試験に合格すると待っているのが「二次試験(スピーキング)」です。一次試験に比べると情報が少ないため、どのような対策をすればよいのか分からず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

さらに、近年増えているS-CBTでは、「面接官との対話」ではなくPCを使って録音する形式になるため、受験の流れや対策方法も変わってきます。

また、二次試験に向けたスピーキング対策は、試験合格のためだけでなく、社会で通用する「使える英語力」を身につけ、総合的な英語力を高めるためにもとても大切です。

本記事では、英検二次試験の流れやS-CBT形式の特徴に加え、効果的な対策方法まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にして、英語力向上に役立ててください!

英検二次試験の概要

英検の二次試験は、英語4技能(読む・聞く・書く・話す)の「話す(スピーキング)」を審査する試験です。英検3級以上の一次試験合格者が二次試験を受験し、二次試験まで合格して初めて4技能のスコアが揃い、英検級の取得となります。ちなみに二次試験が不合格の場合は、「一次試験免除資格」を利用し、二次試験のみの再チャレンジが可能です。

英検各級ごとの二次試験の違いは?

二次試験は、面接官と受験生の一対一の面接(1級のみ面接官が2名)で、以下の違いがあります。

時間の目安内容
1級10分社会性の高い幅広い話題
準1級8分社会性の高い話題
2級7分社会性のある話題
準2級プラス6分身近な社会性のある話題
準2級6分日常生活の話題
3級5分身近な話題

4級・5級には、二次試験はありません。

英検二次試験の流れは?

英検二次試験の具体的な流れをみてみましょう。面接はすべて英語で行われ、3級から2級まではほぼ同じ流れです。

1.入室

2.面接官に「面接カード」を渡して着席

3.氏名と級の確認、挨拶

4.「問題カード」を受け取る

5.パッセージの黙読、音読、質問、ナレーションなど

6.イラストに関する質問

7.受験者自身に関する質問

8.「問題カード」を面接官に返して退室

級によって内容・問題数が異なりますので、詳細は英検公式ウェブサイトのバーチャル二次試験で確認してみましょう。

S-CBTの従来型との違い

「従来型」は、年に3回行われる本会場・準会場での試験です。一方「S-CBT」は、基本的に毎週土日に受験できるパソコンを利用した試験で、最寄りの「試験センター」を選んで受験します。どちらも試験の難易度や得られるスコア・資格は同じですが、受験料は異なります従来型S-CBT)。また、実施級は3級~準1級までです。

以下に詳しくみていきましょう。

スピーキングも含めた4技能を一度に受験する

S-CBTでは、一次・二次試験を分けず、4技能すべてを一度に受験します。試験の流れは従来型とは違い、スピーキング→リスニング→リーディング+ライティングの順です。

S-CBTは、従来型より受験機会が多い上に、1日で受験が終わるので、結果提出まで時間のない方や、受験会場が遠く一度で済ませたい方に向いています。また、スピーキングのみが不合格の場合は「一次試験免除資格」が得られることになり、次回スピーキングのみの再受験が可能です。試験方法は従来型・S-CBTのどちらでも選択できます。

面接官との対話ではなくPCに向かって話す

従来型の二次試験は面接官と一対一の面接ですが、S-CBTのスピーキング試験は、ヘッドセットを装着し、回答をPCに向かって録音する形式です。PC画面に表示された面接官の話す英語を聞き、自分の答えを録音したら「次へ」ボタンを押して進みます。英検公式サイトの「S-CBT体験版」で確認してみましょう。

S-CBTは、面接官と一対一の対面形式では緊張してしまう方、自分のペースで話したい方などに向いています。ただし、従来型と違って、パッセージの「音読」に制限時間があるので注意が必要です。

英検二次試験の評価のポイントはココ!

英検二次試験の評価ポイントは、主に次の3つの観点です。

二次試験では、「積極的に英語を話そうとする姿勢」も評価されます。詳しくみていきましょう。

パッセージの「音読」

パッセージの音読は、慌てず、大きな声でハッキリ読むことが大切です。抑揚や発音、アクセントなどを意識しましょう。書かれている文章を、面接官に読み聞かせをするようなイメージで、コンマやピリオドのあとにはしっかりポーズを置いて読むとよいでしょう。

もし分からない単語があっても、読み飛ばしたり黙ったりすると減点対象になるため、スペルから推測して読んでください。完璧を目指そうとせず、まずは止まらず最後まで読み切りましょう。

質問に対する「回答」

問題カードに関する質問では、回答につながる箇所をカードのなかから見つけ、時制や単数・複数形などの言い換えが必要なところに注意して答えましょう。

受験者自身の意見を問う質問では、一次試験のライティングと同様、質問に対して「Yes」か「No」で自分の立場をはっきりさせてから、その理由についても答えます。二次試験も「英語力」を測る試験になるため、たとえ自分の本当の意見と違っていても、答えやすい立場を選んで「正しい英語」で話せる方が良いスコアにつながります。

積極的に話そうとする姿勢「アティチュード」

二次試験の重要な評価対象になるのが、この「アティチュード(姿勢・態度)」です。積極的にコミュニケーションする姿勢を見せ、面接官が聞き取りやすいように、大きな声ではっきりと話すことがポイントになります。

入室から退室までの態度すべてが評価されるため、挨拶や小さなやりとりも大切です。黙ってしまうと減点につながるので、不完全でも、知っている単語を駆使して自分の意思を伝えようとする姿勢があれば、アティチュードの評価はプラスになるでしょう。ミスしてしまったときは、「 Excuse me. 」と言って仕切り直せば大丈夫です!

効果的な英検二次試験対策のコツは?

基本的に、二次試験の方が易しい英語が使われているため、一次試験に合格する英語力があれば、二次試験に合格できる可能性は高いでしょう。ただしスピーキングには質問に適切に反応する反射神経も必要です。ここからは二次試験対策のコツを紹介していきます。

質疑応答のパターンを覚え、繰り返し練習しよう!

二次試験は、問題形式や質問の内容がほぼパターン化されており、問題カードについての質問は、「How」 もしくは 「Why」 で始まるパターンが多い傾向です。「How」 と聞かれたら 「By ~ing〜」 で返す、「Why」 と聞かれたら「Because〜」 で返すなどパターンを決めておくとよいでしょう。

受験者自身の意見を答える質問では「What do you think〜?」から始まるパターンが多いです。最初に「Yes」 もしくは 「No」と自分の立場をはっきりさせてから、理由を述べる練習をしましょう。

パターンを決め、考え込まずに口からパッと英語が出てくるまでくり返し練習することで、積極的に話せ、アティチュードの高評価にもつながります。

一番効果が高いのは「模擬面接」!

二次試験対策で一番大切なのは、実際の面接を想定して対面で英語のやりとりを練習することです。先生や友人などに面接官役をお願いできれば、模擬面接をしてもらうのがよいでしょう。

ただし、自分の答えが正しいのか、どのくらいのスコアが取れるのかを自力で判断するのは難しいですよね。高スコアを狙うなら、英検のプロの手を借りるのも有効です。

英検特化のオンラインコーチング「エイゴバ」は、英検を熟知したトレーナーが、独学では難しい二次試験対策も丁寧にサポート。模擬面接で、発音やイントネーションの改善、論理的な構成の指導など、専門的な細かいフィードバックがもらえます。合格までの距離や練習すべきポイントが分かるので、二次試験に自信を持って臨むことができるでしょう。

二次試験対策を通じて「使える」英語力を得られる! 

英検二次試験対策は、試験合格を目指すだけでなく、実際の英語運用能力を高める絶好の機会です。

例えば、パッセージの音読では、英語の文章を読んで理解するリーディング力、質疑応答では、面接官の質問を正確に聞き取り、適切に答えるためのリスニング力が求められます。

また、自己紹介や意見表明など、自分の考えを英語で表現する練習では、自分の意見を論理的に構築し、適切な言葉で伝える表現力が養われます。

さらに、社会問題についての質問も多く出題されるので、異文化への理解や、国際的な視野も広がります。

このように、英検二次試験のスピーキング対策は、社会で通用する「使える」英語力を磨く好機会です。ぜひしっかり取り組んで、総合的な英語力の向上につなげましょう。

まとめ

二次試験は、一次試験よりも易しい英語が使われているため、合格の可能性は高いでしょう。しかし、二次試験特有の「アティチュード」(積極的に話す姿勢)がポイントになるので、しっかりとした対策が必要です。積極的に話す姿勢を磨くなら、対面形式での会話練習が有効です。

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英検 スコアとCEFRで分かる!受験や就職に強い「通用する」英語力

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英検スコアとCEFRはよく比較されますが、違いを正しく理解している方は少ないでしょう。また、2022年からは英検の成績表に細かくCEFRが表示されるようになりました。

この記事では「なぜ、英検にCEFRが表示されているのか」「CEFRのレベルを知るとどのように役立つのか」を分かりやすく説明します。

また「英検スコアを上げたいけれど、独学での学習方法が分からない方」や「英検合格を目指している方」に向けて効率のよい勉強方法を提案します。興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

英検スコアとCEFRとは?今さら聞けない基礎知識

英検の成績表に英検スコアと対比して書かれているCEFRのレベルは詳細が記入されていません。ここでは、その意味と確認方法などCEFRの基礎を分かりやすく説明します。

CEFR(セファール)とは?

「Common European Framework of Reference for Languages」の略で日本語では「ヨーロッパ言語共通参照枠」の意味です。熟達度を同一のレベルで判断するために開発され、欧州評議会が20年以上に及ぶ研究や調査に基づき2001年に公開しました。

現在では、英語圏をはじめ、ヨーロッパやアジアなど約40ヶ国で使用されています。日本では、令和元年からCEFRを参考に「日本語教育の参照枠」での検討を開始しました。

英検では2007年度から研究プロジェクトを発足させ、2年間に渡り研究を進め、本格的な運用は2022年です。主に国際的な基準を把握するために用いられています。となっています。

英検スコアの種類とCEFRとの違い

英検スコアはReading・Listening・Writing・Speakingの4項目とすべての合計を総合スコアで表示しています。CEFRも項目は同じで、A1~C1までのレベルを確認できます。

大きな違いは「英検は資格」「CEFRは言語の取得状況を把握するために作成されたものさし」です。また、CEFRは資格ではないので、試験もありません。

CEFRのアルファベットレベルは3つに分類されていて、内容は以下のとおりです。

そこからアルファベットごとに2段階に分かれています。数字が大きい方がレベルが高いです。例えば、A2とA1なら、A2の方が英語力が高いと言えます。

英検の成績表はどう変わった?(2022年以降の新基準)

英検の成績表は、2022年から新たに4つの技能別にCFFRが記載されるようになりました。これにより、正確に自分の項目ごとに(読む・書く・話す・聞く)英語レベルを把握できます。また、国際基準に照らし合わせて英語力を客観的に見れるのも利点です。

そして、英検スコアとCEFRが表記され、ほかの資格(TOEFLやTOEICなど)でも比較が可能です。多様な選択肢が増えたことは、受験者にとってメリットで、教育現場でも理解度に合わせて適切に学習指導に活用できるようになりました。

英検スコアとCEFRで今の自分を知ろう!

英検スコアとCEFRを確認すると、自分の今の英語力を確認できます。今の実力を把握すると、今後どの目標に向かえばよいのか明確になり、効率よく学習できるでしょう。

英検級ごとのCEFR対応表(2025年最新版)

英検級とCEFRで自分のレベルを細分化して知ることができます。具体的には以下のとおりです。最上級のC2は英検には対応していません。また、英検4級と5級もCEFRの算出範囲外です

英検スコアとCEFR対応表
英検対象級英検スコアCEFR
英検1級2600–3299C1
英検準1級~1級2300–2599B2
英検2級~準1級1950–2299B1
英検準2級~準2級1700–1949A2
英検3級~準2級1400–1669A1

参照元:各試験・検定試験とCEFRとの対照表

英検の成績表には、読む・書く・聞く・話すが、英検スコアと合わせてCEFRも表示されています。これにより、自分の長所や短所が分かりやすくなりました。

CEFRで自分の長所や短所を知る方法

CEFRのアルファベット表示はAから順にレベルアップしています。また、同じアルファベットの中でも数字の大きいほうが、よりハイレベルのグループです。具体的にはAは初心者・Bは中級・Cは上級レベルに位置します。

CEFRレベルと内容
レベル内容
熟練した言語使用者C2聞いたり読んだりしてほぼすべての内容を簡単に理解できる。
熟練した言語使用者C1色々な種類の内容を理解して把握できる。
自立した言語使用者B2複雑な文章の主要な内容を理解できる。
自立した言語使用者B1身近な話題について主要な点を理解できる。
基礎段階の言語使用者A2直接的関係にある内容なら理解できる。
基礎段階の言語使用者A1よく使われる日常的表現や言い回しは理解でき、使用できる。

参考:各試験・検定試験とCEFRとの対照表

自分のCEFRのレベルがどの位置にあるのか確認してみましょう。

CEFRから「次の英検一歩」を決めて勉強につなげよう!

自分の長所や短所が分かったところで、次に自分にぴったりの英検級を確認する方法を説明します。ぜひ、参考にしてください。

CEFRより最適な英検級を決めるコツ

まずは、具体的にいつまでにどの級に合格をしたいのかゴールを決めましょう。例えば、大学受験で推薦を取りたいと考えているなら、英検は2級以上を目指すとよいでしょう。志望校の選択肢は、英検2級以上から広がる傾向です。

ほかには、就職活動を有利にしたいと考えているなら高校生は2級以上、大学生なら準1級以上がよいでしょう。目指す級に合格した場合には進学や就職にプラスに働きます。

英検は高校2年生以降早めの取得を!

目標が決まったら、次に目指すレベルになるために必要なスキルアップの方法を確認します。例えば、留学をしたいから外国で問題なく生活する目標があるとします。その場合は、CEFRのレベルはB1以上がよいでしょう。

目指すレベルがわかれば次に、自分の短所を確認します。もし、リスニングの数字を上げたい場合は、英語を聴く機会を増やします。英語でラジオを聴いたり、映画を日本語訳を付けて観たりしましょう。

通勤や通学中に好きな英語の音楽を聴くのもおすすめです。自分に合った方法で英語に耳を慣らしましょう。

そして、知っている単語を増やすのも大切です。意味がわかる単語が多いほど、英文の内容を理解できます。単語を知る方法は日記を書いたり、英字新聞を見たりさまざまな方法があります。

エイゴバのコーチングで英検スコアとCEFRアップへ!

とはいえ、英語学習は独学では限界があります。1人では怠けてしまいますが、伴走してくれるトレーナーがいればモチベーションを維持できます。プロの力を借りて効率良く、英検スコアとCEFRアップを目指しましょう。

エイゴバのコーチングとは?

大きな特徴は、学習者が自ら自分の力で勉強する力を引き出せる点です。1人1人に専任のトレーナーがつき、現在の英語レベルを正確に把握します。そして、目指したい目標を逆算しぴったりの勉強法を計画し、サポートします。

また、双方向のコミュニケーションを大切にしているのも特徴です。トレーナーから一方通行で勉強を進めるよりも、学習者が一緒に考え自分で行動することで、目標に向かって勉強しやすい環境を整えています。

伴走型なのでモチベーションを維持できる

伴走型で、個人の勉強のモチベーションを下げない工夫をしています。独学で勉強するのは難しかったり、目標達成のために何をしたりするべきか分からない場合にも、一緒にサポートします。

そして、予習・復習のチェックや学習時間のアドバイスをして、学習者は高いモチベーションを維持し、目標に向かって勉強を進めやすい環境です。具体的に、準1級の合格率は一般に比べて5.6倍と高い合格率です。

まずは、LINE登録&無料カウンセリングへ

興味を持ったら、ぜひ問い合わせをしてみましょう。当日予約も可能で、無料でカウンセリングができます。カウンセリングの内容は、自分の英語力の現在地を把握し、合格までにやるべきことを提案してくれます。

上記のようなお悩みをお持ちの方は、LINEから友達追加をしてみましょう。強引なセールスもないので、安心です。

まとめ

この記事では、英検スコアとCEFRを比較して自分の今の英語力を知る方法や、目標達成に向けてどう進めばよいのかを紹介しました。独学での勉強には限界があるので、効率良く英検合格を目指すなら別の方法がおすすめです。

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大学受験は英語力で差がつく時代|主流の年内入試も英検で有利に!

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近年、大学入試の形が大きく変わりつつあるのをご存じでしょうか?これまでは年明けに行われる「一般入試」が主流でしたが、近年では総合型選抜や学校推薦型選抜といった、年内に進路が決まる「年内入試」が増え、利用者が半数を超えています。

年内入試では、学力試験だけでなく「主体性」「課外活動」「コミュニケーション能力」など、より多角的な力が評価されており、なかでも特に注目されているのが英語力です。そして、その英語力を具体的に証明する手段として、英検などの英語資格試験が多くの大学で重視され、英検上位級の取得が有利に働くケースが年々増えているのです。

本記事では、大学受験のトレンドや、英語資格のなかで英検がなぜ注目されているのか、大学受験での優遇パターン、そして効果的な対策法までを詳しく解説していきます。

大学受験で利用者が増加している「年内入試」とは?

大学入試といえば「1月の共通テスト、2~3月の学校別試験」が一般的でした。しかし近年、年内に進路が決まる「総合型選抜(旧AO入試)」や「学校推薦型選抜」を利用する受験生が増えており、令和6年度は半数以上の受験生が年内入試で入学しています。

年内入試が拡大する理由とその背景

以前は「限られた受験生が利用する」イメージだったAO入試や推薦入試ですが、近年なぜ利用者が増えているのでしょうか。その背景には、以下のような理由があります。

年内入試には受験生の個性や能力を見極める「スポーツ推薦」「有資格者推薦」などがあり、出願時点で受験生が絞られるため倍率が下がることも人気の理由となっています。

年内入試で重要視される英語力

総合型選抜や学校推薦型選抜では、「調査書」「志望理由書」「課外活動実績」「面接」「小論文」などが評価の中心です。学科試験の成績だけでは測れない、受験生の個性や能力を評価するための選抜方法が採用されています。

なかでも、最近は特に英語4技能(読む・書く・聞く・話す)の総合力が重視される傾向です。外国語や国際関係の学部・学科に限らず、経営系や理系に至るまで、多くの大学で「英語の外部検定スコアの提出が出願条件」になるケースが増えています。

実際に「有資格者推薦」では、「英検準1級以上」「英検CSEスコア2200以上」などを出願資格にしている大学もあります。

一般入試の内容も変化している?

一般入試でも、2021年度から導入された「新大学入試制度」で、大学入学共通テストの内容が変更されました。大学入学共通テストは、国公立大学だけでなく、私立大学や年内入試でも受験を課す大学が増えています。ここではその変更点をみていきましょう。

一般入試でも英語試験がリニューアルされている!

「新大学入試制度」では、受験生の実用的な英語力を測るため、大学入学共通テストへの外部検定試験の導入が検討されていました。最終的に導入は見送られましたが、大学入学共通テストの内容は大きく変わりました。それ以前に実施されていた「センター試験」との違いは、リスニングの配点です。

このように、「4技能」ではないものの、「2技能」のバランスを測る配点にリニューアルされています。

一般入試で優遇される英語の外部検定

旺文社 教育情報センターによると、2025 年の入試で英検などの英語の外部検定(外検)を採用した大学は 478 大学で、国公私立大全体の63%にのぼります。

参照:外部検定利用入試 2025 年は 478 大学! 私立大の一般選抜で利用が拡大

外検のスコアを採用する大学が増えている背景には、以下の理由が考えられます。

一般選抜で大学が外検を採用し始めた 2015 年からの 10 年間、採用大学数は毎年増え続けています。外検はすでに「加点要素」というより「必須条件」になりつつあるといえるでしょう。

大学受験で一番採用率が高いのは英検!

大学受験で採用されている外部検定(外検)は多数存在し、英検・TEAP・GTEC・IELTS・TOEFL・TOEIC・ケンブリッジ英検などがあります。そのなかで現在一番多く採用されているのは英検で、採用率は約9割です。

参照:外部検定利用入試 2025 年は 478 大学! 私立大の一般選抜で利用が拡大

英検は試験内容が高校の学習指導要領に沿っているため、高校で身につけた英語力を正確に測れます。また4技能のバランスが重視されたスコアであることも多くの大学に選ばれている理由です。さらに受験料や受験機会など、受験しやすい条件になっていることも一因でしょう。

英語外部検定の優遇パターンは?

大学入試優遇制度や外部検定利用入試では、大学指定の検定級やスコア、英検であれば英検級英検CSEスコアの提出で、以下のような優遇措置を受けることができます。

英語検定スコアの利用区分
区分内容
学科試験免除大学が指定する検定級やスコアの提出で、英語の学科試験(もしくはその一部)が免除される。
得点に加点検定級やスコアに応じて、入試の総合点に点数が加算される。
得点に換算検定級やスコアに応じて、英語学科試験の得点に換算される。
出願条件出願時に大学が指定する検定級やスコアの提出が必須。
優遇・合否参考出願書類の評価や合否判定で、検定級やスコアの保有者が優遇される。

得点換算は一般入試で最も多く、出願条件は推薦入試で最も多く採用される傾向にあります。

大学受験で有利になるのは英検2級・準1級!

大学入試で有利になる英検級は、2級以上とされています。準2級を採用している大学もありますが、優遇する大学が大幅に増えるのは2級からで、難関大学や国際系の学部では準1級以上が求められています。

英検級の目安は以下の通りです。

英検級・レベル・CSEスコア
英検級レベルの目安英検CSEスコア合格基準
準2級高校中級レベル1728
準2級プラス高校上級レベル1829
2級高校卒業(大学入試)レベル1980
準1級大学中級レベル2304

参考:英検CSEスコアとは?合否だけでなく注目のシステムを徹底解説!

2級のレベルが高く、合格が難しいことから、2025年度より準2級プラスが新設されました。新設級のためまだ採用データはありませんが、今後準2級プラスを採用する大学が増える可能性もあるでしょう。また、合否にかかわらず、英検CSEスコアの提出により優遇する大学も増えています。

大学受験を有利にするには英検をどう取得する?

現在大学受験は、年内入試でも一般入試でも英語力が大きなカギとなっています。そして英語力の証明として外検、なかでも英検の優位性について解説してきました。

ここからは、英検取得について、具体的な取得時期や学習法についてみていきましょう。

英検は高校2年生以降早めの取得を!

英検には、年に3回(6月・10月・1月)実施される「従来型」と、ほぼ毎週土日に実施される「S-CBT」があり、併用すると1年間に最大9回まで受験可能です。

また、大学が指定する有効期限(受験後2年以内が一般的)があるので、入試の出願時期と英検の合格発表(受験の約1ヶ月後)を確認して、受験時期を決めるとよいでしょう。

年内入試は出願時期が早いので、3年生の6月までに受験する必要があります。一般入試の場合は3年生の10月か1月の結果が利用可能です。複数回受験する可能性も考え、また入試本番が近くなれば受験勉強に時間を割けるよう、英検は「高校2年生以降、なるべく早めに取得」するのが理想です。

参考:英検を大学受験で利用するには?有効期限と準備期間をチェック!

効果的に英検取得を目指せる「コーチング」とは?

英検には特有の問題形式があり、特に2024年度のリニューアル配点が高くなったライティングや、2次試験の面接には十分な対策が必要です。特に準1級は内容が抽象的で、自己表現力や論理力も必要とされるので、英語力の強化だけでは合格は難しいでしょう。

そこでおすすめの学習法のひとつが「コーチング」です。コーチングとは、専任コーチがマンツーマンで合格までの学習をサポートするサービスです。英検特化のコーチングなら、英検の特徴を熟知したコーチが個別に学習計画を作成し、上位級取得のカギとなるライティングの添削指導や模擬面接まで対応してくれます。忙しい受験生でも、短期間で効果的に目標級の取得を目指せる学習法です。

参考:英検突破に効く!コーチングの3つの強み|対策塾との違いも解説

まとめ

大学受験において、英語力は「差がつく」だけでなく、「勝敗を分ける」力となっており、英検はまさに「受験のパスポート」となりつつあります。受験生の英語力を明確に証明できる資格として、英検2級や準1級の合格や高スコアの取得は、入試において大きな武器となるでしょう。

ただし、高校生が英検2級以上を取得するには、学校や受験対策塾での英語学習だけではカバーしきれない部分も多いため、必要に応じてプロの手を借りることも有効です。

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英検CSEスコアとは?合否だけでなく注目のシステムを徹底解説!

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英検は、日本国内最大級の英語資格試験ですが、2016年から導入された「英検CSEスコア」により、世界基準で英語力を評価できる試験へと変わりました。

現在英検の成績表には合格・不合格だけではなく、各技能ごとの「英検CSEスコア」と「解答状況」(各問題の正答・誤答)も記載されています。しかし、そもそもCSEスコアとは何なのか、実際の点数とは何が違うのか、よく分からない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、実は合否と並んで注目すべき「英検CSEスコア」の評価基準や活用の仕方について詳しく解説します。ぜひ参考にして、自分の英語力の正確な把握と今後の英語力アップに役立ててください!

英検CSEスコアの導入概要とその背景

CSEとは「Common Scale for English」の略です。英検CSEスコアは、英検の点数を「世界共通の基準」で示すために、日本英語検定協会と日本生涯学習総合研究所が共同で開発した指標です。

従来の合否判定のみでは国際的に通用しないケースが増えてきたため、英検を「世界に通用する資格」にするために、国際基準に対応するスコアシステムが導入されました。

英検CSEスコアの特徴は?

まず、世界基準で自分の英語力を証明できます。加えて、4技能それぞれの評価が出るので、自分の英語力のバランスが正確に分かります。これらの特徴により、大学や企業でも英検CSEスコアが多く採用されるようになりました。詳しくみていきましょう。

自分の英語力を世界基準のCEFRに換算できる

英検CSEスコアは、英語を含めた外国語の運用能力を評価する国際指標「CEFR(セファール:ヨーロッパ言語共通参照枠)」に換算することができます。

TOEICやTOEFLなど、就職や留学の際に採用されている英語試験はCEFRに対応しているものが多いので、これらの試験でどのレベルなのかも分かります。

例えば英検CSEスコア2000(2級)とTOEIC600点はCEFRではB1レベル、英検CSEスコア2500(準1級)とTOEIC800点はCEFRではB2レベルです。各試験のスコア換算は、文科省による「各試験団体のデータによるCEFRとの対照表」を参考に算出できます。

このように、英検CSEスコアをCEFRに換算すると、自分の英語力が世界基準でどのくらいのレベルなのかを正確に把握できます。またCEFRは、英語の知識ではなく「英語を使って何ができるか」を評価する指標であるため、世界基準で「使える英語力」の証明になるのです。

英語力4技能のバランスが正確に分かる

英検CSEスコアが導入される以前は、英検の合否は「総合得点」の判定でした。そのため、例えばR(Reading)とL(Listening)の合計得点が合格基準に達していれば、W(Writing)が0点であっても1次試験に合格する可能性がありました。

しかし英検CSEスコアは4技能がすべて同じスコア配分であるため、極端に低い点数の技能があると不合格となります。

英検準1級の1次試験を例に、同じ正解数の場合を比較してみましょう。

合否表
 RLW合計合格基準合否
素点ベース
(2015年以前)
51/5134/340/1485/99約70%合格
CSEスコアベース
(2016年以降)
750/750750/7500/7501500/22501792不合格

参照:英検公式HP「2016年度からの新しい合否判定方法について」

このように、素点ベースでは、99点満点中85点を取れば、合格基準の約70%を超え、合格となっていました。しかしCSEスコアはすべての技能に750点が配分され、合格基準が1792点であるため、RとLが満点で2250点満点中1500点を取っても、不合格となるのです。

英検CSEスコアと素点(点数)の違いは?

上の表からも分かるとおり、素点(点数)とCSEスコアはイコールではありません。事実、英検CSEスコアは、全受験者の採点をした後、統計的手法(Item Response Theory)を用いて算出されています。そのため、受験者が自己採点をして、自力でスコアを算出することは出来ません。詳しくみていきましょう。

英検CSEスコアは英検独自の統計的手法により算出される

正解数による合否判定では、各回の問題の難易度などの違いから、測れる英語力にばらつきが出てしまう可能性があります。そのためCSEスコアは、各試験の採点終了後に、その回の平均点、全受験者の正答率、過去のデータなどを参照して算出されるのです。その結果、1問に割り振られるスコアも毎回変動し、同じ正解数でも違うスコアになります。

特に英作文は、問題数が少ないためスコア配分が高く、2問で1次試験の3分の1のスコアを占めます。またマークシートではなく筆記のため、「自分の英文でどのくらいのスコアが取れるのか」を判断するのはさらに難しくなります。

以上のことから、自分の解答でどのくらいのスコアが取れるのかを知り、高スコアを目指すためには、英検のデータを多く持つプロに分析・指導してもらうことも有効です。

どの級をいつ受けても同じ実力なら同じスコアが出る

英検CSEスコアは、受験級に関係なく、5級から1級まですべての級に共通する指標です。どの級を受けても同じ基準でスコアが出るため、点数だけでは測れなかった「級の違いや合否に左右されない正確な英語力」が分かります。

例えば、2級を受験しCSEスコア2500点で合格した場合、準1級に合格できるレベルの英語力があると判断できます。一方、2級と準1級では問題が違うため、得点だけではこの判断はできません。また、2級の合格基準はCSEスコア1980点であるため、スコア1975点で不合格だった場合は、あと5点で合格できたということが分かります。

そしてこの「どの級をいつ受けても同じ実力なら同じスコアが出る」仕組みにより、2016年度のスコア導入以前の成績を、CSEスコアに換算することも可能です。英検 CSE2.0スコア確認システム

英検CSEスコアの活用方法は?

英検CSEスコア導入以前は、英検は合否のみで評価されていたため、不合格の場合はその結果の活用場面がありませんでした。

しかし英検CSEスコアの導入により、合否だけでなくスコアを併記することで、より詳細な英語力を証明でき、受験結果を活用できる場面が大幅に増えました。代表的な活用方法をみてみましょう。

進学や就職の際に英語力を証明できる

近年の大学入試では、出願時にCSEスコアの点数を条件にする大学が増えています。2025年度の例をみてみましょう。

入試基準一覧
大学・学部入試方式出願基準
早稲田大学社会学部自己推薦入試出願資格:CSEスコア1950以上
上智大学経営学部推薦入試出願基準:英検2級A(CSEスコア2300)
関西大学法学部総合型選抜入試英語外部試験の基準:英検準1級以上を受検し、CSEスコア2300点以上

関西大学は「準1級以上を受験」としており「合格」とは明記していません。またCSEスコアは英語の学科試験免除・加点・得点換算等にも活用されています。

一方、就職・転職ではTOEICを採用している企業が多い傾向にあります。しかし英検CSEスコアはCEFRを通してTOEICスコアに換算できるので、「英検CSEスコア〇点、TOEICスコア〇点レベル」と併記し、アピールすることもできるでしょう。

自分の弱点を知り次の英検受験に活かせる

英検CSEスコアは「どの級をいつ受けても同じ実力なら同じスコアが出る」ため、過去のスコアと比較して、自分の英語力の伸びを確認できます。例えば合格が難しい上位級に挑戦している場合、まずはスコアアップを目標に学習することで、モチベーションを保ちやすくなるでしょう。

また、問題数にかかわらず4技能それぞれのスコアのバランスが分かるため、自分の得意技能と弱点が把握できます。例えばListeningやReadingが高スコアでWriting(英作文)のスコアが低い場合は、Writingのスコアアップを目標に学習すればよいことになります。

まとめ

英検CSEスコアは、世界基準で自分の英語力を評価でき、英語力4技能のバランスを正確に測ることができる指標です。受験級や、その合否にかかわらず実力に応じたスコアが出るため、進学や就職の際に自分の英語力を的確にアピールすることができます。

しかし、英検CSEスコアは素点(正解数)とイコールではなく、英検独自の統計的手法によって算出されるため、受験者が自己採点でスコアを算出することはできません。高スコア獲得のためには、英検に関する豊富なデータを持つプロの手を借りることも大切です。

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英検バンドとは?G2+6やGP1ー3などの見方を初心者にわかりやすく解説

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「英検バンドって何だろう?よく分からないなぁ…」英検の成績表を見て、そう思ったことはありませんか?実際、英検を受けたことがあっても知らない方もいる一方で、英検バンドには英語力をグッと伸ばすためのヒントが詰まっています。

この記事では、英検バンドの読み方から学習に役立てる方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。この記事を読んで、ぜひ英検合格の足がかりにしてください。

英検バンドとは?各記号の意味を解説

英検バンドは、英検の成績がその級の合格ラインからどれくらい離れているかを示す「ものさし」のようなものです。例えば、学校のテストで「あと5点で80点だった。」というように、英検バンドを見れば「あとどれくらい頑張れば合格できるか」が直感的に一目でわかります。

個人成績表の上部に記載されており、アルファベットと数字が組み合わさった記号で表示されます。Gは「級(Grade)」、Pは「準級(Pre)」を意味し、続く数字は級を表します。このあと詳しく説明しますが、準2級の場合はGP2、2025年度に新設された英検準2級プラスの場合は「GP2Plus」となります。

「+」や「ー」の記号は、合格・不合格を表し、その後の数字は合格ラインからの距離25点区切りのバンドで示しています。

英検CSEスコアと英検バンドの違いと関係性

英検バンドと一緒に理解しておきたい指標として、CSEスコアがあります。CSEスコアは、受験級に関係なく英語力を細かく測定した数字です。一方、英検バンドは、その測定結果に対して「受験した級の合格まであとどのくらい?」かをわかりやすく示した記号です。

具体的には、英検バンドで表される「どのくらい離れているか」は、CSEスコアを元に算出されています。英検3級以上の場合には、読む・聞く・書く・話すの4つの技能および総合得点で設定されます。

CSEスコアが高いほど、英検バンドも合格ラインに近づきます。つまり、日々の学習でCSEスコアを上げることが、英検合格への近道といえるでしょう。また、大学受験やその他の転職や昇進選考プロセスにおいてもCSEスコアが加味されるため、英検バンドとCSEスコアの双方を理解することは、受験やキャリアの戦略を練る上で有用です。

【事例付き解説】英検バンドの読み解き方

英検バンドについては、実際に自分の英検個人成績表と照らし合わせてみるとより深く理解できるでしょう。ここでは、3つの事例を通して、どのように自分の英検バンドの状況を判断すべきか、その考え方を詳しく解説します。各事例では、実際の数値が示す意味を丁寧に考察することで、自身の学習戦略や次の試験への取り組み方の参考としてください。

事例GP2+6の場合

英検準2級合格おめでとうございます!「GP2+6」の場合、「英検準2級(Grade Pre 2)」に「合格(+)」で合格点から「6バンド(CSEスコアで126~150)分」余裕があったということです。このレベルにいる方は、引き続き英検2級に挑戦するのも良いでしょう。

ただし、油断は禁物です。苦手分野を克服し、総合的な英語力を高めることを心がけましょう。

事例G2+1の場合

英検2級への合格おめでとうございます!「G2+1」の場合、「英検2級(Grade  2)」に「合格(+)」で合格点から「1バンド(CSEスコアで1~25)分」の距離であったということです。英検2級に合格したことは、大変喜ばしい成果です。

一方で、試験の結果に一喜一憂するのではなく、各スコアを冷静に確認し、自分の強みと弱みを正確に把握することが、今後の学習や次の級への挑戦において極めて重要です。

事例GP1-3の場合

合格まであと一歩という悔しい結果でしたね。「GP1ー3」の場合、「英検1級(Grade 1)」に「不合格(ー)」で合格点から「3バンド(CSEスコアで51~75)分」足りていない結果あり、難関といわれる英検準1級の合格まであと少しです。

成績表を見るのは辛いかもしれませんが、結果を読み解き、現在の英語力で足りない箇所や伸ばせる箇所を把握しましょう。その上で、どの分野に注力するべきかを再考し、次回の試験に向けた戦略を立てていきましょう。

英検バンドの賢い活用法

英検の合否に満足したり、反対に落胆してしまう気持ちもありますが、成績表を受け取ったら英検バンドの数値を含め、結果を冷静に把握することで本来の目的である英語力向上へのアプローチにつなげていくことが大切です。

次回の受験や、その先の英語力強化につながる個人成績表や英検バンドの活用方法について紹介します。

自身の英語力を把握する

英検を受験すると各受験級の合否が注目されがちですが、もし残念ながら連続で不合格となってしまった場合でも、英検バンドを通じて合格への距離を縮められているかを把握することが可能です。

例えば、同じ級で不合格の場合にも、以前は「ー3」であった受験者が、「ー1」になっている場合には、英検バンドで2バンド分スコアが高くなっており、合格に近づいています。まず自分の英語力が向上していることを認め、あと一歩点数を伸ばすために足りないスキルを把握しましょう。

なお、英検バンドの記載は、一定期間経過すると過去の結果を確認することができなくなってしまいます。もし、継続して英検バンドで確認したい場合は、スクリーンショットかメモを残しておくとよいでしょう。

4技能における強み・弱みを確認する

英検では、読む・聞く・書く・話すの4つの技能のバランスが求められます。英検バンドやCSEスコアを活用することで、各技能における自分の弱み、さらには普段意識しなくても出来ていた強みが明確になり、どの分野に注力すべきかが把握しやすくなります。

単に点数が不足しているという理由だけでむやみに勉強時間を増やしても、勉強をした気持ちになっているだけで実際には効果的な学習に結びついていないかもしれません。例えば、「聞く」は得意だが、「書く」が弱い場合にはその分野に集中して取り組むなど、大切なのは具体的な数値から自分の現在位置を把握し、戦略的な学習計画を立てることです。

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まとめ

なかなか理解が難しい英検バンドについて紹介しました。英検バンドは、あなたの英語力を客観的に把握し、各級合格への戦略を立てるための強力なツールです。英検を受けると合否を気にしてしまいがちですが、具体的な数値として示される指標を確認することで、自分がどの程度不足しているのかが明確になり、次回の試験に向けた戦略的な学習計画を立てやすくなります。

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【中高生の英検対策】親ができる子どものサポートとNG行動を解説!

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英検取得は高校受験や大学受験で有利に働くケースも多く、中高生の親御さんはなるべく早い段階で合格させたいと考えている方も少なくありません。一方で、子どものためを思い、よかれと思った行動がかえってモチベーションを下げてしまう可能性もあり、どのようなサポートをすれば良いか、悩んでいる方もいるでしょう。

本記事では、親が心得ておきたい、子どもの英検対策についてサポート方法と控えておきたい行動を紹介します。

そもそも英語が苦手な中高生は少なくない

前提として知っておきたいのが、そもそも英語が苦手な中高生は少なくないということです。実際に、中高生を対象にした調査の中でも苦手な教科の上位に英語が挙げられています。理由はさまざまですが、単語の暗記に苦戦したり、小学生のときには好きな教科であっても中高生になってから英作文でつまずく場合もあります。

また、間違えることへの不安も、英語の苦手意識を強める要因のひとつです。英検のような試験は、思い切って受験したにもかかわらず、残念ながら不合格になる子もいます。結果が思うように出ず、モチベーションを落としてしまうことも少なくないでしょう。そのため、親御さんが子ども達に寄り添い、適切なサポートをしていくことも大切です。

押さえておきたい親ができるサポート方法

子どもが英検を受けると決めても、試験勉強をしていないように感じたり、効率が悪かったり、もどかしく感じてしまうかもしれません。とくに英検は、「読む・聞く・話す・書く」をバランスよく鍛える必要があるため、計画的な学習が不可欠です。その上で、英検合格に向けて親が押さえておきたい具体的なサポート方法を詳しく紹介します。

子どもの気持ちを優先させる

まず重要なこととして、勉強に対する子どもの気持ちを優先させることです。子どもの将来を考えて「受験に有利なように英検を受けさせたい」と親御さんが圧力をかけてしまうケースはよく見られます。

また、英検の費用を払うのは親であり、もっと計画的に勉強してほしいという気持ちを持つのは自然なことです。しかし、英検はあくまでも通過点です。また、従来英検は年間3回の実施でしたが、現在のS-CBT方式では受験機会が大幅に増えました。

失敗しながら学ぶことも、子どもにとってひとつの勉強です。そのため、中高生の場合、子どもの気持ちを優先させ、寄り添う姿勢をもちましょう。

勉強しやすい環境をつくる

次に考えたいのが、英検などの試験勉強をスムーズに進めるための環境づくりです。試験日も決まっているため、親が監視してプレッシャーをかけすぎてしまうと、子どもが委縮や反抗してしまうことがあります。まずは、親の心構えとして余裕を持つことで、子どもに対するアプローチも変わっていきます。

また、物理的な環境面でも配慮するのがポイントです。たとえば、子ども部屋での勉強中に、リビングで家族が見ているテレビやスマートフォンの音などは、集中力の妨げになる可能性があります。テレビや会話の声を小さくしてあげるなど、集中しやすい環境を整えましょう。さらに、体調面でも栄養バランスがとれた食事を準備したり、状況によっては夜食の差し入れなども検討しましょう。

求められたことに全力で協力する

親が自分の英検や勉強に興味がありすぎるのもプレッシャーですが、関心がないのもモチベーションを下げるきっかけになることがあります。もし、子どもがサポートを提案してきたときには、全力で協力する姿勢を見せましょう。

たとえば、英検の場合ライティングやスピーキングの練習に協力するのもひとつの方法です。子どもは「親は理解しながら応援してくれている」と感じ、モチベーションの維持に繋がります。また、子どもが自ら勉強法を模索し、実行してみるなどトライアンドエラーを重ねることで主体性も育っていきます。

親が子どもに対して控えておきたい行動

親ができるサポート方法の一方で、ぜひ理解しておきたいのがモチベーションを下げてしまう控えておきたい行動です。とくに、最初から英語が得意な人や、苦手を克服して英語の魅力を知っている親御さんは、子どもに圧力をかけてしまうケースがあります。

やってしまいがちなNG行動も把握しておきましょう。

勝手に申し込んで受験させる

英語が受験に有利なため、早い段階で受けさせたい思いはあるかもしれませんが、親が勝手に英検を申し込み受験させるのは控えましょう。学校の試験や部活動など子どもなりのスケジュールやペースがあります。また、日々の物事をひとつずつ調整していくことを通じて、子どもの成長にもつながります。

一方で、親が勝手に英検に申し込んでしまうことで、子どもとの信頼関係が崩れてしまうことも考えられます。早く受験してほしいと焦る気持ちがあるかもしれませんが、子どもが納得して受験の意思を示すまで待ちましょう。

他の子どもと比べる

同級生の子どもをもつ親同士の会話の中で他の子どもたちの情報が入ってくることもあるでしょう。また、英検の先の高校受験、大学受験を見据え、インターネットやSNSなどで同年代のお子さんの成功体験や合格体験を見つけて焦ってしまうかもしれません。

しかし、自分の子どもと他の子どもと比べるのは控えましょう。子どもは一人ひとり得意なことや不得意なこと、理解の速さが違います。また、最初の取りかかりが遅かったり、要領が悪かったり、理解が進むことでスピードを上げて目標達成する子もいます。

比較するときは、他の子どもとはなく、過去のわが子と比べましょう。成長した部分を認めることで、子どもの自信につながり、学習意欲の向上にも役立ちます。

自身の理想を押し付ける

「子どものため」と思い、自分の理想を押し付けていないか今一度考えてみましょう。たとえば、受験に有利に働くことから、子どもが早いうちに英検に合格してくれたら親として安心だと考えたりはしていませんか。また、親御さんご自身の経験から、知らず知らずのうちに理想を押し付けている可能性もあります。

一方で、子どもには子どもなりの進め方があり、親の理想が正解とは限りません。親の期待通りではなくても、子ども自身が立てた目標や計画に対して、達成できるかどうしたら合格できるかを自ら模索することで問題解決力向上につながります。子どもの自主性を信じ、親は自分の理想を押し付けないようにしましょう。子どもの自主性を信じ、親は自分の理想を押し付けないようにしましょう。

まわりのサポートも力に付ける!英検コーチングについて

親ができるサポート方法と控えておきたい行動を紹介しましたが、英検は、レベルが上がるほど、独学での合格が難しくなります。とくに英検準2級以上の場合、プロの「英検コーチング」を検討してみるのもひとつの手です。

エイゴバではプロのコーチングで進捗サポート

「英検のコーチング」という言葉を初めて聞かれる方もいるかもしれません。コーチングは「学習者が目標にたどり着くまでのサポートをする手法」として教育の現場で広がってきています。

エイゴバはプロの専属コーチング集団で、全員が英検1級を保有しているスペシャリストです。中高生のお子さんの能力・スキルを引き出し、可能な限り子どもが自力で目標を達成できるよう導いていきます。また、英検に特化しているため試験に必要な「読む・聞く・話す・書く」をすべてサポートします。

プロの力で最短準2級が1ヶ月で合格

英検には合格に向けた対策塾もありますが、エイゴバではマンツーマンで一人ひとりに合わせたオーダーメイド対応をしています。通常、英検準1級の合格率は16%程度ですが、エイゴバの受講生の合格率は90%と通常の5.6倍です。また、卒業生の満足度も95%と高い水準を保持しています。

さらに、エイゴバでは最短で、準1級を3ヶ月、2級を2ヶ月、準2級を1ヶ月で合格した実績があります。コーチングはすべてオンライン対応のため、全国各地から受講が可能であり、部活や日常生活との両立が悩みの学生さんにもおすすめです。

子どもをサポートしたいけど、直接アドバイスが難しいと悩まれる親御さんにも、英検に対するエキスパートであるエイゴバが合格への最短ルートを提供します。

まとめ

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英検準2級はなぜ人気?中学生・高校生にピッタリの勉強法を解説

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「そろそろ英検を受けてみようかな」と考えている中高生の皆さん!英検には、現在5級から1級まで8つの級がありますが、何級を目標にしたらよいのか、知りたい方も多いと思います。

高校生はもちろん、中学生の目標としてまずおすすめの級は「高校中級レベル」とされている準2級です。というのも、2級以上はビジネスや社会問題など社会人向けの語彙や内容が多く、中高生にとっては難易度がぐっと上がるレベルだからです。準2級なら、学校英語の基礎力を土台に、英検の対策をすれば合格する可能性が高く、さらに高校や大学の入試優遇制度でも活用されています。

本記事では、英検準2級のレベルや内容、中高生向けの勉強法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください!

英検準2級はなぜ人気?|レベルと内容

英検準2級のレベルは「高校中級程度」とされています。なかには大学入試レベルの問題も出題されますが、英語の得意な中高生なら、しっかり準備すれば合格出来るレベルです。

また英検Can-doリストには「日常的な話題について、概要を捉えたり、情報や自身の考えを基本的な語句を用いながら伝えることができる」とあります。つまり準2級は日常的に使われる英語力を測る内容になるため、社会人向けの難解な語彙はほぼ出題されません。

このように準2級は「難解な内容ではないが、高いレベルの学校英語が身についている証明になる」級であるため、高校や大学の入試でも優遇されており、中高生に人気があるのです。

英検準2級レベルの高校生はどのくらいいる?

文科省は、高校卒業時の英語力として「英検準2級~2級レベル」を目標に掲げています。令和5年度「英語教育実施状況調査」では、準2級レベルの英語力を有する高校3年生は50.6%で、ほぼ半数です。平成27年度以降、毎年約2%ずつ増加しており、今後も増えていくと予想されます。ちなみに、同調査では英検2級レベルの高校3年生は19.8%でした。

高校生はまず準2級・準2級プラスを取得!

英検に初めてチャレンジする高校生は、中学英語の完成度を確認するために、3級を受験してみましょう。または3級の過去問を解いてみて、8割以上正解できたら合格レベルとみなし、準2級にチャレンジします。

準2級は、学習指導要領に基づく高校2年生までの学習レベルに相当するため、学校英語を確実に身につけた上で、英検に向けた対策を行えば合格できる可能性があります。
準2級に合格できたら次は2級にチャレンジしたいところですが、2級から試験内容が大幅にレベルアップしますので、一度、2級の過去問を解いてみましょう。もしかなり難しいと感じる場合には、2025年度から導入された「準2級プラス」の受験も検討してみましょう。

目標は大学受験までに2級・準1級!

「大学入試優遇制度」では、準2級を採用している大学もありますが、2級から大幅に採用する大学が増えます。そのため、大学受験までに2級取得を目標にしましょう。準2級プラスは新設級のためまだデータがありませんが、準2級に合格後、2級を目指している高校生が取得しやすい設定になっているため、今後活用される可能性はあります。

一方、難関校や国際関係の学部への進学を希望する場合は、準1級以上から優遇されるケースが多いので、ぜひ準1級を目指しましょう。

詳しくはこちら⇒英検を大学受験で利用するには?有効期限と準備期間をチェック!

英検準2級レベルの中学生はすごい?

文科省が掲げる中学卒業時の英語力目標は、英検3級レベルです。先ほどと同じ調査では、令和5年度の中学3年生の50%がそのレベルに達しています。しかし、準2級は高校生のレベルです。

中学生にとって準2級は、学年を超えた先取り学習としっかりした対策が必要になるため「すごい」レベルと言えますが、3級取得後に目指す中学生は今後増える予想です。

中学生はまず5級・4級・3級を取得!

英検は、各級のレベルと中学校の各学年で学習する内容がリンクしています。そのため、1年生は5級、2年生は4級、3年生は3級に合格すればその学年の学習内容は習得できていると言えます。

まずは自分の学年レベルの級の過去問を解いてみて、難しく感じたら一つ下の級にチャレンジしましょう。8割以上正解できたら合格レベルと判断し、一つ上の級にチャレンジします。そして3級に合格出来たら、中学英語は習得できたと言えるでしょう。

目標は中学卒業までに準2級!

準2級は高校中級レベルにあたり、英検対策がそのまま高校受験の勉強にも役立ちます。また、取得すると高校入試で優遇されるケースもあります。

さらに、中学生で英検準2級に合格できれば、同級生に英語力で差をつけることができ、大きな自信になるでしょう。その自信から、さらに英語学習が楽しくなり、高校入学後も、大学受験に向けて英語を「得意科目」として得点源にしていくことが可能です。そうなれば、他教科の勉強により時間を使えるため、大きなメリットになります。

英検準2級|中高生にピッタリの学習法

高校生には必須、中学生には大きな目標である英検準2級。学校や部活、塾などで忙しい中高生が英検の勉強をするには、計画を立てて、効率よく継続学習する必要があります。

ここからは、中高生にピッタリの学習法について解説します。

まずは過去問を解いてみよう!

英検公式HPから、過去3回分の問題・リスニング音源と解答がダウンロードできるので、時間を計って最後まで解き、正解数を出してみましょう。実際には「英検CSEスコア」による判定なので正解の個数で点数が出るわけではありませんが、およそ7割以上の正解で合格レベルです。

英検は、4技能(読む・書く・聞く・話す)のバランスを重視した配点になっており、仮にリーディングが満点でも、リスニングが0点だと不合格となってしまいます。採点の結果、苦手な技能も分かるので、今後の学習の参考にしましょう。

英検によく出る単語を覚えよう!

英検の試験対策のなかで、単語の習得はとても重要です。最初の穴埋め問題をはじめ、長文読解やリスニングでも「意味が分かる単語」が増えれば、全文が理解できなくても内容を推測できるからです。

英検には「よく出る単語」があるので、英検準2級向けの単語集やアプリなどで、語彙力を強化していきましょう。毎日30分など時間を決めて、コツコツ学習することが大切です。色んな問題集を使うよりも、自分の使いやすい1冊を決めて、何周もやり直して確実に使える単語数を増やしていく方法が効果的です。

英検準2級合格に必要な単語数は、2600~3600語と言われています。難易度の低いものから順番に、なるべく多くの単語を意味と発音、使い方まで覚えていきましょう。

リスニングは音学習と音読が効果的!

リスニング対策として効果的なのは、まず英語の「音を聞くこと」です。単語を覚えるときにも、出来ればスマホなどで聞ける音源のある教材を使い、音と一緒に覚えましょう。スペルが難しくて覚えられない単語があっても、音を覚えていれば、リスニングでは役に立ちます。

そして、聞くだけではなく「音読すること」がとても大切です。音読は、自分の発音を自分の耳で聞いて内容を脳で理解する、というプロセスを同時に行うため、最も効果的にリスニング力を伸ばせる学習法です。読めない単語は、意味を知っていても上手く聞き取れないため、教科書や問題集の英語を毎日音読してみましょう。

また、過去問などのリスニングセクションの音を聞きながら、スクリプト(原稿)を音読すると、理解度がアップします。

ライティングは簡単な表現で正確に書こう!

1次試験では、リーディングとリスニングはマークシートですが、ライティングは筆記なので、苦手意識のある中高生が多いかも知れません。しかも2024年度から問題数が2問に増え、難しくなりました。

しかし、リーディングは29問、リスニングは30問なのに対して、ライティングは2問で1次試験全体の3分の1の配点となるため、得点源につなげましょう。

中高生なら、無理に難しい表現を使おうとしないことがポイントです。難易度の高い単語を使っても加点されることはありませんし、ミスにつながりやすくなります。簡単な言い回しで「問われたことにきちんと答える」正確な英文を書きましょう。

解答にはパターンがあるので、過去問の模範解答に使われている「型」を覚え、そこに単語を当てはめて英文を書く練習を続けるのが効果的です。

まとめ

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