【継続しない人へ】英語を続けるためのポイント
英語の勉強は、継続してこそ力を発揮します。
ですが、1人でいるとついついサボってしまうこともあり、自分で自分を管理するというのはなかなか難しいですよね。
今回は、
「英語の勉強、続かないなあ」
「継続できるようなコツってないのかな?」
という方に、ぜひ押さえておいて欲しいポイントを5つご紹介します。
英語の勉強を継続させるために決めること5つ
「さあ、今日から少しずつ始めましょう!」とだけ言われても、「それが上手くいかないんだよ」と困ってしまいますよね。
勉強を開始する前に、これからご紹介する5つのことを決めましょう。
後から修正しても大丈夫なので、まずは1から順にやってみてください。
1. 明確な目標の設定
まずはゴールを決めましょう。「明確な」ものが必要なので、
「英語を、今よりもっと使えるようになりたい」
これではちょっと曖昧です。
このように目標が曖昧だと、「洋書を一冊、前より少しだけ早く読めるようになったから、もういいかな」等、実際は大して進歩していないのに「目標達成」だと自分で思いこんでしまい、勉強を継続しなくなる可能性が高いです。
「TOEIC◯点達成」や「英検◯級合格」など、分かりやすく結果が出る、客観的にも評価されるものがおすすめです。
特に目標が無い場合は?
「もう学生ではない」「仕事で英語を使うわけではない」場合、資格の取得に魅力を感じることは少ないでしょう。だって、あなたには必要無いからです。
でも、「今より英語が得意になれたらいいなあ」と思う気持ちはありますよね。
例えば、好きな洋画や海外ドラマはありますか? ずっと吹き替えや字幕で見ていたものを、そのまま見れるようになったら嬉しいですよね。
それなら、「洋画を字幕無しで見る」を最終目標とした上で、直近の中間目標として「英検○級合格」を掲げてみてはいかがしょう?
今のレベルにもよりますが、英検ならまずは2級、その後は準1級……と、挑戦してみましょう。
英語の資格試験には英検、TOEIC、TOEFL、IELTS等たくさんあります。どれがいいのかよく分からない場合、やはり「英検」が一番分かりやすいでしょう。
2. 今の英語レベルの把握
目標が設定できたら、今度は「自分の今のレベルはどのくらいなのか」を把握しましょう。
例えば英検2級が目標だとして、今のあなたのレベルが英検3級程度だったとします。
いきなり英検2級の参考書を買って読んでも、「難しすぎて全く進まない」問題が発生します。そのまま「勉強自体をあきらめてしまった」と、最悪のケースに繋がります。
目標達成のため、今、どんな勉強をするべきなのかを確認する必要があるのです。
苦手な分野(長文読解なのか、リスニングなのか等)も分かれば、これから進む道が見えてくるはずです。
レベルはどうやってチェックすればいい?
過去にTOEICや英検を受けたことがある場合はそれを参考にするのが早いです。
ただ、受験した時から何年も経っている場合は注意してください。
試験の形式が変わっていたり、自分で思っている以上に英語力が劣化している可能性が高いです。
そのような場合、または試験を受けたことが無い場合は、今すぐ英検の公式サイトで過去問を見てきてください。
以下のページに「準2級」の一次試験問題冊子があります。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html
全部やらなくても大丈夫です。最初の5問くらいを見てください。自信をもって正解を選べますか?
かんたんに解けるなら1つ上の級、難しいと感じたら1つ下の級を見ていってください。あなたに今、どの級の勉強が必要なのかが分かるはずです。
エイゴバの英検2級合格を目指すコースのカウンセリングでは、準2級レベルの問題がどの程度理解できるかチェックすることもできます。
無料ですのでお気軽にご利用ください。
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3. 毎日の学習時間と開始時間を決める
次は、「毎日どのくらい学習するのか」「どのタイミングで行うのか」を決めましょう。
毎日3時間程度の勉強を継続するのが理想ですが、仕事の都合などもあるでしょうから、2時間程度でも大丈夫です。
これは、3時間なら「3時間を一気にやる」のではなく「1時間を3回」など、自分の集中できる時間に応じて分けて勉強していきましょう。
朝ご飯を食べた後や、通勤時間、仕事から帰ってきてすぐ、などタイミングも決めます。
ここを「できるときにやる」にしてしまうと、目標が曖昧なケースと同様「できそうなときが無くて、永久に勉強しなくなる」可能性が高いです。はっきり決めておきましょう。
続けられるか不安な人は……
「勉強が継続できなかった」という苦い経験がある場合、あなたにはまだ「続ける」クセがついていないのかもしれません。
お風呂に入ったり、歯磨きしたりするのと同様にまずは、「勉強しないと気持ち悪くて眠れないカラダ」にする必要があります。
「継続」そのものに体が慣れるまでは「1日1回だけ、10分」から始めてもいいと思います。まずは、決められた時間に集中するクセをつけます。
開始のタイミングは「○○したら『すぐ』」というのがおすすめです。あえて休憩を挟まないことで、「朝ごはんと勉強はセットだから、(勉強を)外すなんてとんでもない」という思考になるはずです。
そうして、毎日やることに体が慣れてきてたら徐々に時間を増やしましょう。
4. やる気が無い時、どうするか決めておく
基本的には毎日勉強するとしても、どうしても難しい日はあるでしょう。
なぜかやる気が出なかったり、体調を崩してとても文字など読める状態でなかったり、仕事が長引いて帰宅時間が遅くなったり、たまたま今日の仕事内容がハードだったり……。
そんなとき、「どうするか」をあらかじめ決めておくのが大切です。
「どうしようかなあ」と悩んでいる時間が一番無駄だからです。やる気が出ない時、おそらくあなたは疲れているので、勉強してもあまり頭に入りません。早く寝た方がいいです。
どうしてもムリな日は、いつもの勉強はあきらめて「1つだけ英単語を覚える」「好きな映画を英語で見る」などがおすすめです。
娯楽に近いものでもいいので、とにかく先に決めておいてください。
次の日に持ち越さない
注意してほしいのですが、「できなかったから、次の日に2倍やる」はおすすめできません。ノルマが溜まって、嫌になってしまいます。
英語の勉強には、締め切りなんてありません。
次の日は次の日で、いつも通りの勉強をすればいいのです。
5. 「報告する人」を見つける
家族や友人など、英語の勉強について報告する人を見つけておきましょう。学校や塾に通っているなら、先生でもいいかもしれません。
例えば英単語を覚える時間は地味で、でもたくさんやらなければならない勉強です。すぐに結果が表れるものでもなく、くじけそうになることもあります。
幼い頃の、「ママ見て! できたよ!」「あら、よかったわね」というやりとりを思い出してください。 ただ嬉しくて、またやろうという気持ちになっていたはずです。
同じように、今日は何を勉強したのか、報告することを楽しみにしてみましょう。
SNSも活用しよう!
報告する相手も同じように毎日勉強している人なら、お互いに刺激になっていいのですが、残念ながらそう都合よくはいきません。
毎日そんな話ばかりしていると、ウザがられてしまう可能性もありますよね。
そんな時は、SNSを利用しましょう。
手軽に投稿できる、Twitterがおすすめです。
自分と同じく英語を勉強している人をフォローしたり、されたりも楽しいはずです。知らない人とはいえ誰か見られていると思うと、サボれないというのもいいですね。
もしかしたら、あなたのアカウントは誰も見ていないかもしれません。でも、投稿した「勉強の記録」を見返すことは勉強を続けていくことの励みになります。
まとめ
英語の勉強を継続させるための5つのポイントをご紹介しました。
最後にもう一度チェックしましょう。
- 明確なゴールは決まっていますか?
- 今のレベルはどのくらいですか?
- 毎日何時間、どのタイミングで勉強しますか?
- 「どうしてもできないとき」はどうしますか?
- 報告する人や場所はありますか?
継続して勉強することは慣れるまでは少し大変かもしれませんが、ぜひポイントを押さえてやってみてくださいね。
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