英検3級の合格率は?年代別の合格率や得点アップのコツを詳しく解説
英検3級は、基礎的な英語力を測る目安として、小学生から大人まで幅広い世代に受験されている級です。本記事では、3級の合格率について、一次試験・二次試験別、さらに年代別に分けて詳しく解説します。あわせて、合格率を高めるための各技能ごとの学習ポイントも紹介しますので、英検3級の受験をお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
英検3級のレベルと合格点は?
英検3級は中学卒業程度のレベルで、5級・4級で身につけた基礎力の総仕上げとなる級です。一次試験であるリーディング・リスニング・ライティングで合格点に達すれば、二次試験に進めます。合格点と配点は以下の通りです。
【英検3級の配点】
【英検3級の合格点】
- ・一次試験合格点:1103点/1650点満点
- ・二次試験合格点:353点/550点満点
ここで注意したい点は、英検では英語力を測るために、統計的手法により算出されるCSEスコアで評価される点です。CSEスコアでは、1問あたりの配点が異なるため、単純な正解数で合否が決まるわけではありません。
しかし、過去問などを解く際はCSEスコアの計算は困難です。そのため、自己採点を行う場合は素点で合格範囲かどうかを測ります。一般的に、素点での合格点の目安は、一次試験で55点・二次試験では23点です。苦手分野があっても、全体で6割以上得点できれば合格の可能性があります。
英検3級の合格率はどのくらい?
英検は受験者数が年々増えています。特に英検3級は基礎英語を測るレベルのため、小学生から社会人まで幅広い年齢層が受験しています。
ここでは英検3級の合格率を詳しく紹介しますので、受験の参考にしてください。
全体の合格率|一次試験と二次試験
各試験の合格率は、2015年まで英検の公式サイトに公表されていましたが、以降は発表されていません。しかし、テストの難易度に大きな変更はないため、現在も同程度の合格率であると考えられます。2011年から2015年までの英検3級の平均合格率は53.6%でした。およそ2人に1人が合格している計算です。
試験別での合格率は大きな開きが出ており、二次試験は一次試験よりも高い合格率です。
- ・一次試験の合格率:約50%
- ・二次試験の合格率:約90%
これは、一次試験に合格し、すでに基礎英語力が備わっている受験者のみが二次試験に進むため、二次試験の合格率が高くなっていると考えられます。
これらの合格率から、英検3級は十分な対策を行えば、合格は決して難しい試験ではないことが分かります。
小学生から社会人までの年代別の合格率
小学生から社会人までの年代別の推定合格率は以下の通りです。
| 年代 | 推定合格率 |
|---|---|
| 小学生 | 20〜30% |
| 中学生 | 50〜60% |
| 高校生 | 65〜75% |
| 社会人 | 40〜50% |
英検3級における学生の割合は、約90%と非常に高いです。内訳をみると、中学生の受験者数は減っており、小学生の受験者数が増えています。これは、中学生の世代が準2級以上の受験に移行し、より低年齢の3級受験者が増えているためと考えられます。
一方で、社会人の合格率が伸び悩んでいるのも事実です。その背景には、試験対策のための学習時間を確保しにくいという事情があります。また、英文法や単語を忘れているケースも多く、復習に時間がかかるのも要因のひとつといえるでしょう。
英検3級合格率UPの学習ポイント
英語の基礎がどれほど身についているかで、英検3級の合格に必要な勉強時間は変わります。準備が不十分な場合はおよそ200時間が目安です。
英検3級の合格率は約50%のため、しっかりと対策を行えば合格も難しくありません。ここでは合格率を上げるための各技能のポイントを紹介します。
単語・熟語|全技能の土台を固める
英検3級の語彙レベルは1,250〜2,100語が目安です。中学校の教科書で出てくる基本単語に加え、日常英語表現も覚える必要があります。単語や熟語だけを丸暗記するのではなく、実際の英文やフレーズとセットで覚えましょう。
単語学習の基本は、教科書や問題集で⽬にした単語をしっかり覚えることです。品詞の違いにも注意し、動詞であれば「⽬的語を必要としない⾃動詞」か「⽬的語を必要とする他動詞」かという細かい点も押さえることが大切です。
また、単語を覚える際には、⾳やリズムを聞く・実際に声に出す・スペルを書くなど五感を活用すると、英語の技能すべてに活かされます。
リーディング|解答の時間配分を身につける
英検3級のリーディングでは、過去問を繰り返し解き、出題の傾向や時間配分に慣れておきましょう。特に長文読解は、先に問題や選択肢に目を通してから読むと、スムーズに解き進められます。
また、筆記試験ではリーディングとライティングを65分以内に終える必要があります。日頃から英語の記事や簡単な英文に触れる習慣を身につけることで、読解スピードの向上が期待できます。それに伴い、自分の読む速さを把握できるようになり、試験での適切な時間配分も判断しやすくなるでしょう。
解答中の時間感覚を身につけ、早めに解き終えられれば、残り時間でリスニングの先読みもできます。
リスニング|英語特有のイントネーションに慣れる
英検3級のリスニング対策では、まず英語特有のリズムやイントネーションに慣れることが大切です。過去問や問題集の音声を繰り返し聞き、聞こえた英語をまねして声に出せば、音の違いが少しずつ分かるようになるでしょう。
また、聞いた英文を書き取るディクテーションも効果的です。高得点を目指すには、会話表現の意味を音の響きと一緒に覚えると記憶に残りやすくなります。1語1句にこだわらず、会話や英文全体の内容を捉えるよう意識して聞きましょう。
ライティング|解答パターンを習得する
英検3級のライティングでは、それほど高度な表現は求められません。初級レベルの英単語や文法でも、解答パターンを身につけ、模範解答に沿って書けば十分に高得点が狙えます。
2024年度第1回からは、受験者自身の意見を伝える問題に加え、Eメール問題が出題されるようになりました。試験時間も50分から65分に延長されたため、問題集を選ぶ際は最新のものを選びましょう。
ライティングの正解はいくつもあるため、解答パターンを学んでも、自分の回答が正解かどうかを判別するのが難しい場合もあります。独学では対策が難しい技能は、プロのコーチングによる学習フォローも視野に入れてはいかがでしょうか。英検に特化した「エイゴバ」は、丁寧なサポートで英検合格を応援します。
スピーキング|模擬面接で英会話に慣れる
英検3級には二次試験の面接があります。英会話を苦手と感じる方も多いかもしれませんが、二次試験は90%という高い合格率です。以下の対策ポイントを押さえ、自信を持って挑みましょう。
【二次試験のポイント】
- ・シミュレーションで面接の流れをつかむ
- ・減点となるNGポイントを把握しておく
- ・困ったときに使えるフレーズを覚える
英会話に慣れるためには、実際に声を出して練習することが一番です。自分の音声を録音して分析したり、友人や先生に頼んで模擬面接や英会話練習を行ったりするなど、本番で緊張しない訓練を行いましょう。
また、聞き返しの会話表現「Pardon?」などを覚えておくと、面接での英会話に役立ちます。
まとめ
英検3級は、中学校卒業レベルの基礎的な英語力が求められる試験です。合格率は約50%と極端に難しい試験ではありませんが、裏を返せば受験者の半数が不合格になっています。確実に合格をつかむためには、計画的な学習と十分な対策が欠かせません。
まずは一次試験の突破を目標に、語彙・文法・読解・リスニングといった各技能をバランスよく強化し、苦手分野を着実に克服していきましょう。
一方で、ライティングやスピーキングのように「自分の意見を英語で表現する力」が求められるパートは、独学での対策が難しいと言われています。効率よく実力を伸ばしたい方は、プロによる英語コーチングの活用もおすすめです。
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