英検4級の勉強法|基礎力を固めて3級以上の合格も目指せる勉強戦略
英検4級のレベルは「中学中級程度」。中学生だけでなく、近年は小学生の受験者も増えています。実際に、小学生でも効果的な対策をすれば合格は可能で、取得すると中学以降の英語学習への大きな自信になります。
英検4級は「英語力の基礎固め」として大切な級であり、英語を学ぶ習慣を作る重要なステップです。4級対策で「英語力」「継続力」「自己管理力」を身につけると、上位級取得の可能性も近づきます。
本記事では、4級取得から将来のメリットにつながる勉強法を詳しく解説します!
英検4級の位置づけ
英検には現在5級~1級まで8つの級があり、4級はいちばん易しい5級の一つ上の級です。公式HPでは中学中級程度とされ、「簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる」レベルです。
中学1年生までに合格できれば、標準以上の英語力が身についたという大きな自信になり、中学3年生までの合格で、中学英語の基礎力が習得できたという証明になります。
4級はリーディングとリスニングの2技能で合否が決まる試験ですが、合否に関係なく任意で受けられるスピーキングテストもあります。
英検4級は「英語の基礎力」を固める大切なステップ
英検4級は中学英語の基礎を中心に構成されているので、「英語力の基礎固め」に最適な試験です。よく使われる単語・文法を用いたリーディングとリスニングを、バランスよく身につけるための第一歩といえます。
単語と文法では、時制(現在・過去・未来)、比較級や最上級、不定詞や動名詞など「日本語ではなじみのない単語の変化」の理解を求める問題が多く出てきます。また長文読解やリスニングでは、色々な場面で、ストーリー性のある文章を理解する力が求められます。
4級は「読む力」「聞く力」のバランスの取れた「英語の基礎力」を固めるうえでとても大切なステップといえるでしょう。
英検4級と英検5級の違い
合格に必要な単語数は、5級が600語程度に対して、4級では1,300語程度と約2倍以上です。また、5級では日本語でもカタカナで聞いたことがあるようなごく身近な単語も多く含まれますが、4級では少し難しい内容に発展します。
文法では、中学生でも迷うことの多いbe動詞と一般動詞の使い分け、人称や単数複数、疑問文と否定文、加えてshouldやmay・mustなどの助動詞を使い分ける問題が登場します。
そして最大の違いは、5級にはない「長文の内容一致選択」が出題されることです。英文の量が多くなるため、長文に慣れていないと難しく感じるでしょう。
英検4級の勉強法|「基礎の定着」をはかろう!
英検は、3級以上になるとライティング(英作文)とスピーキング(二次試験の英語面接)があり、4級はその準備段階といえます。
まずは時間を計って過去問を解き、出題傾向をつかみましょう。そして自己採点の結果から、今の自分の実力と得意分野・苦手分野を把握してから勉強を始めることが大切です。
ここからは、分野別に効果的な勉強法を紹介します。
単語・熟語学習のコツ|中学英単語を「使える形」で覚える
単語は中学1~2年生の学習範囲から、動詞の過去形や形容詞の比較・最上級などの不規則変化形も多く出題されます。単語だけでなく、例文のなかで「使える形」にして覚えましょう。
中学生は教科書で覚えてもOKですが、英検取得を目指すなら、英検頻出単語をまとめた単語集がよいでしょう。小学生には、絵で覚える単語集もおすすめです。単語や熟語は毎日の継続勉強が大切なので、お気に入りのものを選んで繰り返しましょう。
そして、大切なのが音学習です。声に出すと記憶の定着が格段に高まり、リスニング対策にもなります。発音が確認できるアプリなどを利用して、声に出して覚えましょう。
文法・構文の理解 | 「中学英語の骨格」を整理する
英検4級で出題頻度の高い文法は、過去形や、willやbe going toを使う未来形、5W1Hで始まる疑問形。続いて、単語にer+thanをつける比較級や、the+単語にestをつける最上級、命令文や否定文も多く出題されます。
文法は、ルールを暗記するだけでなく、理解して使いこなせるようになるまで「例文をしっかり覚える」ことが大切です。日本語にはないルールも多く、混乱しやすい部分もありますが、非常に重要な英語の基礎になります。小学生で文法の理解が難しい場合には、たくさんの例文を声に出して繰り返し読み、パターンを暗記するとよいでしょう。
リーディング練習 |「読む」ことで語彙と文法を同時に吸収する
4級には、5級にはなかった「長文の内容一致選択問題」があります。学校生活や友達とのやり取りなど身近な場面から出題される、以下の3つの長文を読んで設問に答えます。
- 掲示・案内
- Eメール(または手紙)
- 説明文
長文問題を時間内に解けるようになるためには、英文をたくさん読んで慣れていくことが大切です。中学1〜2年生レベルの基本的な単語や文法が分かっていれば英文の意味は理解できるので、長文を読みながら、文章のなかで使われる単語や文法も覚えていきましょう。
一方で、分からない単語で止まらずに、分からなくてもそのまま読み進めて、全体の意味を推測して答える練習も必要です。
リスニング対策 |定型表現を声に出して読み覚える
英検のリスニング問題で使われる単語や文法は、リーディング問題に使われるものよりも易しくなっています。また、お子さんは「聞く力」が大きく伸びる時期なので、小中学生にとって、リスニングは高スコアを目指しやすいでしょう。
英検4級のリスニング問題には、挨拶や会話、電話、案内放送などの「定型表現」が多く使われています。例えば「May I help you?」 は「いらっしゃいませ」だと知っていれば、すぐにお店の場面だと分かりますよね。
効果的なリスニングの勉強法は、定型表現を過去問や問題集でたくさん聞いて、発音に注意しながら繰り返し声に出し、読んで覚えることです。
英検4級合格後こそ英語力向上のメリットが広がる!
英検は、3級以上からさまざまなメリットが増えます。4級でも一部の私立中学で優遇措置はありますが、中学・高校受験なら3級以上、上位レベルの高校なら準2級、大学なら2級から優遇措置の幅が大きく広がります。
英検4級合格は、将来の選択肢を広げるための大切な第一歩です。ここからは、英検3級以上で得られるメリットについて紹介します。
英検3級以上で受けられる優遇措置
高校入試では、英検3級以上の取得が受験で有利になる学校が増えており、上位レベルの高校では準2級以上を基準にしているところもあります。優遇内容は、内申点や学科試験への加点、試験免除などです。
大学入試では、大学入試優遇制度や外部検定利用入試を導入している学校の多くが、2級以上を条件としています。近年主流となっている年内入試では英検のスコア提出が出願条件となっているケースもあり、一般入試でも学科試験免除、得点換算、得点加算などの優遇措置が主流です。
参照:大学受験は英語力で差がつく時代|主流の年内入試も英検で有利に!
早い段階で4級に合格することで、3級以上を目指しやすくなり、上位級への挑戦が高校以降の英語学習への自信と、将来の選択肢を増やす先行投資になります。
4級レベルをしっかり固めた人ほど伸びが早い!
英検は、「英検CSEスコア」という独自のスコアで合否判定をしています。英検に合格するには、5級・4級はリーディングとリスニングの2技能、3級以上はライティングとスピーキングを加えた4技能の「バランス」が重要です。
また、リーディングとリスニングはマークシートですが、ライティングは自力で英文を書く必要があります。単語や文法などの基礎力が不十分なまま上位級にチャレンジすると、合格が難しくなるでしょう。
4級で英語力の基礎をバランスよく固めておくことで、上位級への到達スピードがぐんと上がります。
プロの手を借りて自分専用の勉強戦略を
英検4級はすべてマークシートのため、「合格」自体はそれほど難しくないでしょう。ただし、今後3級以上の上位級を目指すなら、基礎からしっかりとした英語力を身につけていくために、プロの手を借りるのもおすすめです。
英検特化のオンラインコーチングサービス「エイゴバ」では、専任のトレーナーが一人ひとりの今の実力と目指すゴールに合わせた学習プランを設定。学習の習慣化やモチベーションの維持まで、細かくサポートしてくれます。自力では難しいリスニングやスピーキング対策の英文音読も細かくチェック。オンラインなので送迎の必要もなく、保護者の方への進捗報告もあるため、安心です。
まとめ
英検は問題形式が決まっているため、出題パターンを把握し、効果的に勉強することで、小学生でも高スコアを目指せる試験です。なかでも、4級は単なる初級試験ではなく、「英語力の基礎を築く」最重要ステップといえます。正しい勉強法で英語の基礎レベルをしっかり固めて、自信をもって3級以上を目指していきましょう。
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