英検は問題形式を知れば最短合格を目指せる|差がつく攻略法はコレ!
英検には「いつ受験しても、同じ英語力なら同じスコアが出る」という特徴があります。その一端を担っているのが「級ごとに固定された問題形式」です。2024年には問題形式が一部リニューアルされましたが、その後も「問題形式が毎回固定されている」という特徴は変わっていません。そのため、問題形式をしっかり理解した効果的な対策が、合格への近道となります。
本記事では英検の問題形式と、効果的な攻略法について詳しく解説していきます。
英検の問題形式は固定されている
英検は、級ごとにほぼ問題形式が固定されている試験です。そのため事前にしっかりと対策を立てやすく、出題形式の理解がそのまま得点差につながります。つまり、問題形式を知らずに受験すると、本来の英語力を発揮できない可能性があるのです。
各級の問題形式一覧
英検は各級で、難易度と問題形式が以下のように設定されています。
| 級 | レベル | 求められる力 | 筆記の主な問題形式 |
|---|---|---|---|
| 5級 | 中学初級 | 身近な話題を理解する力 | 空所補充・並べ替え |
| 4級 | 中学中級 | 日常的な話題の概要をつかむ力 | 空所補充・並べ替え・長文読解 |
| 3級 | 中学卒業 | 基本的な短い文章を理解し、自分の意見を述べる力 | 空所補充・長文読解、英作文 |
| 準2級 | 高校中級 | 日常的な話題の詳細を理解し、基本語句で情報や考えを伝える力 | |
| 準2級プラス | 高校上級 | 身近な社会的話題を理解し、多様な語句で自分の意見を詳しく伝える力 | 空所補充・長文読解、英文要約と英作文 |
| 2級 | 高校卒業 | 社会的な話題の展開を把握し、自分の考えを論理的に展開して伝える力 | |
| 準1級 | 大学中級 | 複雑な内容を理解し、主張と根拠を明確にして意見を詳しく述べる力 | 空所補充・長文読解、英文要約と英作文 |
実際の問題形式は、英検公式サイトの「過去問・試験内容」で確認できます。
英検の問題形式は「4技能」で構成されている
英検は「リーディング(読む)・リスニング(聞く)・ライティング(書く)・スピーキング(話す)」の4技能のバランスを重視する試験です。3級以上は「英検CSEスコア」による判定で、4技能の得点のバランスが合否に直結する仕組みとなっています。
さらに級が上がるにつれて、語彙・文法だけでなく話題の難易度も上がります。上位級では出題内容も多岐にわたるため、苦手な技能を克服しておかなければ、高スコアの獲得は難しいといえるでしょう。事前に過去問を何度も解き、各セクションの問題形式を熟知しておくことが大切です。
参考:英検CSEスコアとは?合否だけでなく注目のシステムを徹底解説!
参考:英検3級過去問の効果的な使い方はコレ!合格に向けた勉強法を徹底解説
ここで差がつく!問題形式ごとの攻略法
英検に合格するには、問題形式の理解と、セクションごとの対策が重要です。ここからは、各セクションの攻略法を解説します。
語彙・文法対策
語彙・文法問題は、知識があれば確実に点が取れるセクションです。また、空所補充や並べ替え問題だけでなく、長文読解やリスニング・ライティングでも、単語の意味が分かれば解ける問題も多いため、単語の学習は最重要といえます。おすすめの勉強法は以下の通りです。
- ・頻出単語・熟語から優先的に覚える
- ・過去問で出題パターンに慣れる
- ・品詞(名詞・動詞・形容詞など)の変化を覚える
英検は「よく出る単語」が明確な試験です。そのため「出題頻度の高い単語・熟語」に絞って覚えることで、効率良くスコアを伸ばせます。英検に特化した頻出単語集を使い、繰り返し覚えていきましょう。単語を覚える際には読むだけでなく、聞く・言う・書くの4技能を使って覚えることも大切です。
長文読解対策
長文読解問題で求められるのは「英文を速く正確に読む力」です。限られた時間で素早く解答するためのポイントは以下の通りです。
- ・設問文を先に読む
- ・段落ごとの要点を意識して読む
- ・全文を完璧に理解しようとしない
英語の長文を「初めから順に訳そう」とすると、時間切れになってしまいます。そのため、「必要な情報を素早く見つける力」が重要です。
攻略のポイントは、「タイプ別の⽂章構造や性質を知っておく」ことです。例えば「掲⽰物」なら、必要な情報が箇条書きでまとめられていることに着目する。「Eメールや手紙文」では、宛名と差出⼈を把握し、登場⼈物と目的を整理しながら読む。「説明⽂」なら、段落の最初の⽂を読み、およその内容を把握する、などがポイントです。
リスニング対策
リスニング問題は、「慣れ」と「パターンの理解」がカギです。すべての単語を完全に聞き取れなくてもよいので、全体の流れやキーワードに集中して聞きましょう。リスニング問題で高得点を獲得するコツは以下の通りです。
- ・設問文を先に読む
- ・選択肢に目を通し、何についての質問なのかを予測する
- ・質問最初の「疑問詞(5W1H)」を注意して聞き取る
英検のリスニングは、出題パターンがほぼ固定されています。過去問を何度も聞き、出題パターン(店内放送、学校での会話、電話での会話など)に慣れておきましょう。
まず、場面ごとによく使われる表現を覚えることが重要です。例えば「May I help you?」と聞こえたら「いらっしゃいませ」に相当する表現だと判断して店の場面だと分かり、正答率が大きく上がります。
ライティング対策|3級以上
ライティング(英作文)は、苦手と感じている方が多いセクションですが、実は「最も得点が伸びやすいセクション」でもあります。ライティング問題攻略のポイントは以下の通りです。
- ・テンプレート(型)を覚え、当てはめて書く練習をする
- ・単語のスペルミス・文法のミスを減らす
- ・自分の書いた英文を添削してもらう
英検のライティングは、採点基準(規定語彙数・内容・構成・語彙・文法)が明確に定められています。そのため、求められる対策をすれば、短期間でも点数を伸ばすことが可能です。
また、字数制限を守らないと減点対象となるため、英検公式サイトから解答用紙の見本をダウンロードして、書き慣れておくことも大切です。模範解答を何度も書き写して型を覚え、その型に自分の意見を当てはめて書く練習をしましょう。
参考:【英検3級ライティング対策】高スコア獲得のコツを徹底解説!
参考:英検準2級プラス以上の要約問題対策とは?|合格への近道を徹底解説
スピーキング対策|3級以上の2次試験
3級以上のスピーキング(2次試験)は、ネイティブスピーカーと一対一の面接(S-CBTはパソコンに向かって話す)形式です。「完璧な英語」よりも、「伝えようとする姿勢」(アティチュード)を意識しましょう。スピーキングの効果的な対策は以下の通りです。
- ・試験の流れと、よく出る質問パターンを把握する
- ・声に出して練習し、誰かに聞いてもらう
- ・分からなくても沈黙しないことを意識する
試験の流れを把握せずにその場で対処しようとすると、緊張で実力を出せない可能性があります。必ず英検公式サイトの「バーチャル二次試験」などを確認し、流れと形式に慣れておきましょう。途中で黙ってしまったり、日本語を話してしまったりするのは減点対象になりますが、大きな声で英語を積極的に話そうとする姿勢は高評価につながります。
参考:英検二次試験に落ちる人の特徴とは?失敗から学ぶ対策と合格への近道
参考:英検二次試験を徹底解説!スピーキング対策で磨ける「使える英語力」
英検の問題形式を知らずに落ちる人の共通点
英検の問題形式を理解しないまま受験して不合格になる人には、以下のような共通点があります。
- ・問題形式を意識した対策をしていない
- ・時間配分を考えて解いていない
- ・ライティング・スピーキングの型を利用した対策をしていない
英検の筆記試験は、何も対策せずに初めから順に解いていくと時間切れになってしまう可能性があります。問題形式を理解し、解答のパターンに慣れておくことで、解答時間を短縮できます。
また、試験全体の構成を把握しておくことで、先にライティングから解答したり、リーディングを早めに終わらせてリスニング問題の先読みをしたりすることも可能です。こうした対策をすることで、難易度が上がる上位級においても、高スコアを獲得できるようになります。
英検最短合格のためのポイント
最短で合格を目指すためには、「得点効率」を意識しましょう。カギになるのはライティングとスピーキングです。その理由は以下の3つです。
- ・配点が高い
- ・筆記問題よりも英文の難易度が低い
- ・対策次第で伸びやすい
ライティングとスピーキングを重点的に対策することが、高スコア獲得に直結します。ただし、過去問や問題集には「模範解答」しかないため、自分の英語が正しいかどうかが分かりにくく、独学には限界があるでしょう。
そこで有効なのが、英検特化のオンラインコーチングサービス「エイゴバ」です。エイゴバでは、英検に特化したカリキュラムで、プロによる添削やフィードバックが充実しています。英検の問題形式・採点基準を熟知したトレーナーが、独学では難しい対策をしっかりサポートしてくれます。
まとめ
英検は、問題形式が固定されているからこそ、正しい対策をすれば確実にスコアを伸ばせる試験です。最短合格を目指すために重要なのは、問題形式を理解すること、各セクションごとの攻略法を実践すること、ライティングとスピーキングを重点的に対策することです。
そしてもし、独学に限界を感じたら、英検に特化したプロの指導を受けることも検討しましょう。問題形式を活かした効果的な対策をして、自信を持って英検合格を目指しましょう。
