英検5級は何年生で受けるべき?学年別の試験対策で合格を目指そう
初めて英検を受験する場合、まずは5級から挑戦するケースが多くみられます。しかし、何年生から受験させるべきか悩む方は少なくありません。英語の実力や資格を取りたいと考えていても、お子さんのレベルに合っているか見極める必要があります。
この記事では、英検5級は何年生で受験するのがベストなのか、また英検に向けた学習ステップと学年別のポイントをわかりやすく紹介します。お子さんの初めての英検をお考えの保護者の方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください。
英検5級は何年生で受けるべき?試験レベルと合格率
「英検5級は何年生で受けるのがベストなの?」と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。英検5級は英語学習の第一歩として人気ですが、お子さんの年齢や英語経験に合ったタイミングで受験することが大切です。
ここでは、英検5級の試験レベルや合格率をもとに、どの学年で受験するのがおすすめなのかをわかりやすく解説します。
英検5級の試験レベル|ほかの級との違い
英検5級は、「英語学習を始めて最初の目標となる級」とされており、レベルの目安は「中学初級程度」です。初歩的な英語の理解や表現が求められ、基本的な単語や簡単な会話表現が出題されます。
ほかの級との違いは以下のとおりです。
| 級 | レベルの目安 |
|---|---|
| 1級 | 大学上級程度 |
| 準1級 | 大学中級程度 |
| 2級 | 高校卒業程度 |
| 準2級プラス | 高校上級程度 |
| 準2級 | 高校中級程度 |
| 3級 | 中学卒業程度 |
| 4級 | 中学中級程度 |
| 5級 | 中学初級程度 |
英検5級の試験は、リーディング25分とリスニング約20分で構成されています。なお、スピーキングテストは任意受験です。
英検5級の合格点と合格率
日本英語検定協会(以下 英検協会)が最後に公式発表した2015年度の合格率は、81.4%でした。現在も、おおよそ同程度の合格率で推移していると考えられています。
英検5級の合格基準は、「CSEスコア」によって判定されます。CSEスコアとは、英検協会が英語力をより公平・正確に測定するために導入している評価指標で、リーディングやリスニングなど各技能の得点を統一した基準で数値化したものです。単純な正答数ではなく、問題の難易度なども考慮して算出されます。
英検5級の合格基準スコアは、419点です。試験はリーディングとリスニングの2技能で構成されており、それぞれ425点満点、合計で850点満点となっています。
目安としては、各技能で6割以上の得点が取れていれば合格圏内とされています。しっかりと対策すれば、多くの受験者が十分に合格を目指せる試験といえるでしょう。
英検5級は何年生で受けるべき?
英検5級は中学初級程度のレベルで、中学1〜2年生であれば比較的合格しやすいレベルです。受験者は小学4〜6年生が中心となっています。
小学校高学年での受験が増えている理由として、以下が挙げられます。
- ・テスト形式に慣れている
- ・集中して問題を解ける
- ・単語学習を継続しやすい
また、英検5級は中学初級レベルではあるものの、内容自体はかなり基礎的です。
現在は小学校3年生から英語教育が始まっているため、英語学習経験がある子どもなら、小学3〜4年生でも十分合格を目指せます。
実際に英語塾、英会話スクールなどの英検対策講座の受講者をみると、小学校低学年が20%、小学校高学年が27%を占めており、小学生のうちから英検取得を目指す子どもが増えています。
小学生向けの英語塾はどのようなものがある?
小学生向けの英語教育に対する関心が高まる中、英語塾の種類も多様化しています。現在、小学生向けの英語塾は大きく3つのタイプに分けられます。
- ・指導型英語塾
- ・英会話スクール
- ・英語学習コーチング
従来の指導型塾から、近年増えているコーチングまで、それぞれの特徴を詳しく確認しましょう。
英検5級は何年生で受ける?学年別の学習ポイント
英検5級は、小学高学年で受験するケースが多い傾向にあります。しかし、英語の習熟度や試験への慣れには個人差があります。
お子さんの学習状況や英語力に合わせて、合格に向けた学習ポイントを確認していきましょう。
英検5級の基本的な学習ステップ
英検5級対策は、年齢を問わず以下の流れが基本的な学習ステップです。
- 1. 単語を覚える
- 2. 文法パターンを理解する
- 3. リスニングに慣れる
- 4. 過去問・模試で本番形式に慣れる
お子さんがまだ小さい場合や、毎日少しずつ学習を進める場合は、受験までに3〜4か月程度の学習期間があると安心です。
短期集中で対策する場合でも、最低1か月程度は確保しておくとよいでしょう。特に小学生の場合は、「勉強の習慣作り」が合格への大きなポイントとなります。
この基本のステップを軸に、お子さんの性格や年齢に合わせた学習ポイントを組み込み、合格に向けて進んでいきましょう。
小学生未満|一人で試験を受ける練習を
幼児期は、机に向かって暗記するよりも、「英語を楽しむこと」が最優先です。
英語を自然に身につけるためには、遊びや生活の中で英語に触れる時間を増やしていきましょう。
【学習のポイント】
- ・英語の歌でアルファベットを覚える
- ・リズム遊びやゲームで英語に親しむ
- ・英語の絵本を読み聞かせる
- ・英語のアニメや映画を見る
- ・アルファベットや簡単な単語を一緒に読む
また、英検ではマークシート形式の試験を受けるため、試験そのものに慣れる練習も大切です。受験前には、以下の点も確認しておきましょう。
- ・45分間座って試験を受けられるか
- ・マークシートを正しく塗れるか
- ・保護者がいなくても落ち着いて取り組めるか
まずは「英語を好きになること」を意識しながら、無理のないペースで学習を進めましょう。
小学生低学年(1〜3年生)|英語学習を楽しみながら習慣に
小学1〜3年生でも、幼児期から英語に親しんでいたり、日常的に英語に触れる機会が多かったりする場合は、英検5級合格を十分に目指せます。また、毎日少しずつでも継続して学習できるタイプであれば、早い段階でのチャレンジもおすすめです。
この年代は、勉強というより「英語で遊ぶ感覚」を大切にすることがポイントです。楽しみながら英語に触れることで、自然に英語力が伸びていきます。
【学習のポイント】
- ・毎日10〜15分でも学習を続ける
- ・英語フレーズをゲーム感覚で取り入れる
- ・YouTubeや音声教材でリスニング練習をする
- ・「選択肢を聞き分ける練習」を意識する
小学生になると学校でテストを経験しているため、試験に対する不安は比較的少なくなります。また、すでに基礎的な単語や表現を知っている場合は、英検用の対策を追加することで合格につながるでしょう。
小学生高学年(4〜6年生)|自主学習で底上げを
英検5級を受験する子どもで特に多いのが、小学4〜6年生です。小学高学年になると自主学習の習慣が少しずつ身につき、家庭でも継続して学習を進めやすくなります。また、学校のテスト経験を重ねることで試験形式にも慣れ、本番でも落ち着いて取り組みやすい学年です。
英語に関しても、学校の授業で基礎的な英単語や表現に触れる機会が増えていきます。英検5級の内容もスムーズに入りやすいため、自宅学習を中心にしながらでも、十分に合格を目指せるでしょう。
【学習のポイント】
- ・学校で習った単語をしっかり復習する
- ・単語帳を使って語彙力を増やす
- ・問題集や過去問で出題形式に慣れる
- ・学校では習わない内容も対策する
英検5級では、中学初級レベルの英語が出題されます。問題の中には、日本語訳が理解できれば解けるものも多く、特に過去問演習は、本番に慣れるために繰り返し挑戦しましょう。
中学生(1〜3年生)|レベルに合った受験級も視野に入れて
中学生になると、学年によっておすすめの受験級が変わってきます。英語学習の経験には個人差がありますが、初めて英検を受ける場合の目安として以下を参考にしてください。
| 学年 | 受験目安 |
|---|---|
| 中学1年生 | 英検5級 |
| 中学2年生 | 英検4級 |
| 中学3年生 | 英検3級 |
中学生が英検5級を受験する際は、学年に応じた学習ポイントを意識して対策を進めることが大切です。
【中学1〜2年生の学習ポイント】
- ・まだ習っていない単語を覚える
- ・問題集で文法を理解する
- ・学習が進んだら過去問に挑戦する
【中学3年生の学習ポイント】
- ・これまで習った単語・文法を総復習する
- ・苦手分野を問題集で克服する
- ・本番と同じ流れで過去問を解く
中学生は学校の学習内容と英検対策がつながりやすいため、効率よく学習を進めやすい時期です。
まとめ
英検5級は難しい試験ではありませんが、合格には年齢や英語の習熟度を考慮した学習計画が必要です。そのためには、楽しく英語を学べる環境づくりが欠かせません。しかし、慣れない勉強や無理なスケジュールがお子さんやご家族の負担になるケースも少なくありません。
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